- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784798901015
作品紹介・あらすじ
スタンフォードはいかにして世界有数の研究大学に成長したのか?同大学院出身の著者が、アメリカ高等教育史を背景に、学長、教授、日本人留学生等、多くのインタビューを交え、豊富な最新資料を駆使して描き尽くす、大学の21世紀ビジョン。ガヴァナンス、ファイナンス、変革力、「成功の文化」から、研究・教育の学際化、グローバル化、学産連携まで、日本に示唆するものは極めて大きい。最強の留学ガイドでもある。
感想・レビュー・書評
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スタンフォード大学がどのような経緯で今に至っているか、どんな戦略をとっているか、どんな構造になっているかを学びたくて読んだ一冊。
アメリカの大学システムを理解する上で好著。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スタンフォードのことが書いてあるのですけれども。
その中で、日本人留学生が減っている、日本に関する研究も減っている、日本人の寄付が少ないとか、そういうこともとても気になりますけれども。
でも、日本の学校教育は、どんなものを目指して、どんな人を育てたいのか考えながら、変化できるかどうかということを考えさせられます。
今、このベイエリアにいて、そのエネルギーを目の当たりにしているからこそ、そう感じます。 -
スタンフォード大学のダイバーシティとダイナミズムが行間に踊る。とりわけ「学士課程教育」「グローバル化」「産学連携」がスタンフォードらしさを感じさせる。
You will enjoy the diversity and the dynamism of Stanford University! -
【配置場所】工大選書フェア【請求記号】377.28||H【資料ID】91123604
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スタンフォードとシリコンバレーの成立について興味があって読んだ1冊。
スタンフォードの強さとは何か、
どうやって作られてきたのか、
概要を知ることはできる。
学長の大学経営手腕と、資産家による援助が結局のところ大きい。
優秀な教授を引きぬいてくるところからすべては始まり、広大な土地を購入し、設備を整え、産業界へ人材を輩出した後も、寄付や技術開発などで協力してもらえるネットワークを築いていく。
大学の収入や学部の説明など、全体的に広く浅く書かれているのが少し残念だけれど、スタンフォードの役割や立ち位置が感じられる本になっている。
優れた才能は、優れた才能を引き寄せるのであり、
根本的には、優秀な教授を呼ぶことからすべては始まるということか。