アウトプットの質を高める 仮説検証力

著者 :
  • すばる舎
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799104323

作品紹介・あらすじ

データ分析、仮説検証とは何をすべきなのか?今すぐ現場で実践できる方法を詳解。"アウトプット""意志決定"の質を高める必須スキル。

感想・レビュー・書評

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  • 仮説の具体化・検証の考え方についてまとめた本。
    具体的にこうしましょうというのはなく、
    フレームワークに当てはめて考えたり、
    試験運用してみたりといった試行錯誤をしましょう
    とまあ、ありきたりといえばありきたりのことが書いている。

    とはいえ、ありきたりを理解するには良いと思います。

    【参考になったこと】
    ・質の高いアウトプットとは
     内容編:
      見栄えがよい
      まとまっている
      読みやすい
      論点が明確
     行動編:
      具体的な行動を喚起出来ること

    ・仮説とは、
     入手出来る情報や知識から導き出された、
     現時点でベストの結論 のこと

    ・仮説検証に入るときは、そもそもの目的。
     なんのために仮説を立てるのかを明確にすること。

    ・定量データの比較方法
     時系列による比較(自己比較)
     あらかじめ定義した基準との比較(閾値比較)
     外部との比較(ベンチマーク)

    ・定性データを読み取る方法
     共通点を見つける
     大量のデータの場合は一部から傾向を掴む
     相違点を捉える

    ・まずはマクロに、その後ミクロへ

    ・仮説検証が終わったら、他に検討すべきことはないか
     再度検討すること。検討すべきことがない、もしくは
     あらかじめ定義した検証期間が終わったかつ妥当な結果が
     得られた場合は、横展開により他でも同じことが言えるか
     確認すること。

  • 内容としては、仮説検証のイロハをざっくり知りたい人向けだと思います。
    他の方の感想にも書いてあった通り。

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著者プロフィール

東京大学文学部卒業。日産自動車にて、取引先部品メーカーの経営分析・指導を担当。ウイリアム・エム・マーサー(現マーサー ジャパン)にて、人事制度改革、組織変革等のコンサルティングに従事した後、グロービスを経て独立。現在は、人材開発、組織変革に関するコンサルティングに携わると同時に、ロジカルシンキング、情報活用術、仮説思考などの分野の指導、著作活動を行っている。
著書に「仕事を『一歩先』へ進める力」(実務教育出版)「ケースで学ぶ問題解決の手法 シナリオ構想力実践講座」(ファーストプレス)、「ビジネススクールで身につける 仮説思考と分析力」(日本経済新聞出版)、「図解で学ぶビジネス理論 人と組織編」(日本能率協会マネジメントセンター)など多数。

「2018年 『仕事の悩み 問題解決』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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