中村貞裕式 ミーハー仕事術

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本棚登録 : 363
感想 : 42
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799311844

感想・レビュー・書評

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  • よくあるこんなにダメ人間でコンプレックスあったけど強みにして成功しました的な展開。率直にこの人はミーハーのスペシャリストなんだなって思った。ただ、これからは多様化の時代なんで、こういうノリでやって行けるのはこの方の世代が最後なんじゃないかと思ったが、全般的な考え方は好きなタイプ。

    2013.9.5〜18
    図書館

  • 特定の分野のスペシャリストではなく、様々な分野の知識を広く浅く取り入れ、様々な人と繋がりを持てる"フック"を多く持つことで、人を動かし、新たなビジネスを作りだせるという本。人づきあいが苦にならない人に向いた内容。

  • ブームがスタイルに定着すると、話題にはらあがらなくなるが、ビジネスのボリュームは増える。ーというところその具体例は分かりやすかった。
    自分の興味あることを結びつけてブームが起こせるかどうかという視点で考えるようにしようと思ってた。

  • 近年の情報化社会では、
    知りたい情報はすぐに手に入れられ、
    スペシャリストの持っているノウハウも
    簡単なものなら誰でも知ることができます。

    その結果、
    スペシャリストとしては、
    より専門技術を深めていかなければ、
    競争に勝っていけないように感じます。

    そんな中、ジェネラリストが重宝されることが
    多くなってきていのではないでしょうか。


    本日ご紹介する本は、
    ミーハーを極めることで
    ジェネラリストとしてビジネスを成功させるための
    考え方やノウハウなどを解説した1冊。



    ポイントは
    「人脈」

    困ったときに人脈を頼りにビジネスができるのが、
    ジェネラリストの強み。

    いつでも仕事を一緒にできるプロフェッショナルとのつながりを、
    様々なジャンルに増やすことが成功への力になります。


    「興味」

    スペシャリストは得意分野以外のことに
    興味がなくても問題ない。
    でも、ジェネラリストを目指すなら、
    どんなことにも興味を持って、面白がる姿勢が重要。

    ジェネラリストの強みは深さより広さです。



    「チャンス」

    ジェネラリストはひとりでは仕事ができません。
    スペシャリストを巻き込んで、
    チームで仕事をする必要があります。

    チャンスを逃さず仕事をするには、
    いつでも最速で仕事に合ったチームを組めることが重要。

    常にいろいろなパターンを想定し
    「スタンバイ状態」でいることに
    努力することが重要です。


    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    いろんなことを知っていると、周りに頼られ、それが個性になる
    わからないことは、わかる人に聞けばいい
    困ったときには人脈を頼りにビジネスができるのが、ジェネラリストの強み
    知識を深めることが目的ではない。おいしいところだけをかいつまむイメージ
    スペシャリストは得意分野以外のことに興味がなくても問題ない。
    ジェネラリストを目指すなら、どんなことにも興味を持って、面白がる姿勢がほしい
    ミーハーは尖った人と上手に組むジェネラリストだから、自分が尖る必要はまったくない
    チャンスを逃さず仕事をするには、いつでも最速で仕事に合ったチームを組めることが重要
    常に「スタンバイ状態」でいることに努力する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    CHAPTER1 「ミーハー」を武器に仕事をするとは?
    CHAPTER2 「ミーハー」という武器を磨く22の方法
    CHAPTER3 「ミーハー」仕事術
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • 著者は、トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長。トランジットのユニークでエッジの効いたテイストやセンス、サービスは日本はもとより海外においても高く評価されており、空間創造総合企業を目指し、話題の遊び場を創造すべく日々精力的に活動中。

    ミーハーという言葉へのイメージは、軽い、移り気、中身がない、チャラチャラしている・・。思い浮かぶのは悪いイメージであり、それを自覚している人はそれを周りの人に悟られないようにしている人が多い。

    著者は、典型的なミーハーである。
    ミーハーであることを受け入れ、さらにそれをきわめてブランドにすることで、ビジネスを展開してきている。

    そんなミーハーを自覚する著者によるミーハーのミーハーによる仕事術が以下の3章にわたり説明されている。
    ①ミーハーを武器に仕事をするとは
    ②ミーハーという武器を磨く22の方法
    ③ミーハー仕事術

    ミーハー=悪いということでは全くもってない。
    視点を変えれば、常にアンテナを高く張り、新しいことやモノを探求し続け常にチャレンジしていくと考えてみれば、これほど素晴らしい人もいない。

    同じ物、古い物を大切にする心はもちろん大切であり、同じ物、同じ場所へ居続けることはある意味楽であり、心地よい。しかし、環境を変える等、変えるという行為は守るよりも大きな力が必要となる。

    著者自身のスタイルとしては、自分の能力ではなく、ハブとなり、周りの力をうまく取り入れながら自分ではできないような大きな仕事をこなしていくというもの。

    素晴らしい。
    しかし、他人の力を借りるということは、もちろん自分にも魅力がないとそれは出来ない。著者自身はその魅力をミーハー力によって発揮している。

    色々な仕事のやり方はあるものの、大変興味深いやり方であった。
    ミーハーなだけでは、仕事を成功に結び付けるのは難しいが著者のように戦略的ミーハーであればこれほど武器になるものはない。

  • 雑誌流し立ち読みしてトレンドをつかもう。

  • スペシャリストにはなれない、ミーハーのミーハーによるミーハーのための仕事術を初回した本です。
    これを読んで、ミーハーの人がどのように仕事をして強みを発揮していけばいいかが、著者の経験から学ぶことができた。
    だがしかし、著者のように大量の知り合とかいねえわ(笑)
    ということに気づき、全てをそっくりそのまま・・・とはいかないが
    吸収できるところは吸収して頑張っていこうと思った。
    これといった専門分野がない、強みがない、飽き性だ。なんて思ってるミーハーさんには是非オススメの一冊。

  • ミーハーな同僚に貸した。
    雑誌を立ち読みして時流を掴むというのが参考になった。

  • ものはいいよう。ミーハーも面白い。理論がしっかりしている。
    体系化し、アウトプット出来る人はやはり強い。

    以下レバレッジメモ

    1時間立ち読みをする。ぼくは学生時代から少なくとも週に1回多い時は週に③,4回、1日1時間は本屋で立ち読みをしている。そこからあらゆるジャンルの情報を得るのと同時に上方の最大公約数を知るためだ。たとえば50冊の雑誌を読んだとしたら何が流行っていて旬の人は誰なのかだいたいのことは見えてくる。仮に僕が数年ぶりに海外からけってきて,日本の状況を何一つ知らなかったとしても3時間もらえれば本屋に行き,片っ端から雑誌を立ち読みすることで,今のトレンドを大きなずれなくつかめる地震がある。トレンドを確実につかむことはミーハーなジェネラリストにとっては生命線だ。ちなみに立ち読みは知識を深めることが目的ではないから流し読みするくらいがちょうどいい。
    インプットしたらすぐアウトプット ミーハー力を仕事やコミュニケーションに役立てるには自分がミーハーであることを第3者にアピールしないと意味がない。新しくて面白い情報や経験を自分の中だけにとどめておかず,いろんな人に吹聴して回る一番の目的は威張るためでもモテルためでもなんでもない。いつも週な情報を持っている人というパブリックイメージを築き上げることにある。このイメージが定着すると自然と自分伊人と情報が集まるからだ。
    レストランにいき、内装やメニュー,サービス、スタッフのユニフォーム,使っている食器、BGMなどを人とリチェッジュするのは基本中の基本。これは僕が飲食業に関わっているからということではなく,見る目を養うための筋トレのようなもの,自分がわざわざその店を選んだのには,何かしらの理由がある訳だから,その部分のチェックも怠らない。次ぎにきたときどんなシチュエーションでその店を使えるか,あるいはどんな人の進めれば喜ばれるかを考えるのも勉強になる。これからの世の中はどんな業種もハードではなくソフトで差別化していく時代になる。レストレンでいえば,建物や設備などのハードが一定のレベルに達しているのは当たり前、それ以外のサービスやちょっとしてアイデアがメニューなどのディティールでいいものと悪いものが差別化される傾向は今後ますます強まっていく。レストランのように競争の激しい世界をつぶさにチェックするのは,今を知り,見る目を養う意味でも格好の材料と言えるのだ。

  • なるほど、と思う事も多々書いてあるけど、
    やはり中村さんにしか出来ない事では?と思ってしまう^^;
    僕自身何事に対しても浅く広くなので、こういう仕事もあるんだな、と思った。
    「おわりに」の章が印象に残る。

著者プロフィール

プロデューサー。「bills」「ICE MONSTER」など常に話題のスポットを生み出すヒットメーカー。

「2015年 『会社を辞めても辞めなくてもどこでも稼げる仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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