忙しいビジネスマンのための3分間育児 (ディスカヴァー携書)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799313220

感想・レビュー・書評

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  • 著者は育児・教育ジャーナリスト。今、子供と一緒にいられなかったら一生後悔すると㈱リクルートを脱サラ。育児・教育をテーマに執筆・講演活動を行う。

    著書に「パパのトリセツ」「中学受験という選択」等多数。

    本書が提案するのは「3分間育児」
    3分でもいいから育児してみよう。3分でもできることはある。家族との時間は量より質。3分でも濃密な時間を過ごせばそこから何かが変わると説いている。

    子どもとのコミュニケーションスキルは、そのまま部下とのコミュニケーションに使うことが出来る。妻とのコミュニケーションスキルはそのまま上司とのコミュニケーションに使うことができる。
    家族を笑顔に出来る男性は、職場を明るくすることも出来る。

    本書の構成は以下の5章から成っている。
    ①忙しいからこそできること
    ②3秒でもキメる!パパの名セリフ集
    ③3分間でも楽しい!パパ遊びアイディア集
    ④忙しくてどうしようもないときの超時空作戦
    ⑤子どもを伸ばす夫婦のパートナーシップ

    特に印象に残ったのは
    ⑤子どもを伸ばす夫婦のパートナーシップ
    内の「ママを笑顔にすることは、間接的な子育て」という説明。
    目から鱗であった。

    現状、妻に子育ての大部分を任せてしまっているのは事実。
    そこでいつでも妻には心身共に最高の状態でいてもらうということはすなわち子供へも最高の育児をしてもらえるということにもつながる。

    そう考えると3分育児は3分妻サービスと置き換えておこなうことも正解である。

    ようはバランス。
    本書での紹介にもあるイクメンならぬイタメンにならないように独りよがりの育児ではなく、周りの人全てが幸せになるよう働きかける必要があると感じさせてくれた。

    3分間育児。
    10回続ければ30分育児。
    侮るなかれ。
    さっそく使わせてもらいます。

  • ななめよみ

  • 違うことを知っておくこと。

    どうせハウツーでしょ、といった期待値を超え、作者の読者に対する気遣いが感じられる優しい一冊でした。

  • なかなか面白い、本書の中の診断の結果、僕はジャックバウアー型らしい。うーん、土日のお守りが評価されてないぜ。

    ママの役割を二人で分担するのでなく、ママにはできない役割をこそパパが担当するのです。

    夫婦の価値観を無理にそろえる必要はありません。

    そして、カミさんの評価を上げるためには、掃除をチョイチョイやるか。その通りだと思うよ。

  • 指摘事項については、思い当たる節がありすぎ。目指せ脱イタメン。
    提案事項はさっそく試していくか。絵日記は楽しそう。そのうちipadやiphoneでやりとりなんてのも有りかと。

著者プロフィール

おおたとしまさ:教育ジャーナリスト。1973年東京生まれ。リクルートで雑誌編集に携わり、2005年に独立後、数々の育児・教育誌のデスク・監修・企画・編集を務め、現在は教育に関する書籍執筆および新聞・雑誌・webメディアへの寄稿を行う。テレビ・ラジオなどへの出演や講演も多数。心理カウンセラーとしての活動経験、中高の教員免許、私立小学校での教員経験もある。著書は『ルポ名門校』(ちくま新書)、『勇者たちの中学受験』(大和書房)、『不登校でも学べる』(集英社新書)など80冊以上。オフィシャルサイト:http://toshimasaota.jp


「2024年 『学校に染まるな!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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