- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799313800
感想・レビュー・書評
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人間の細胞は常に新陳代謝を繰り返していて、すべての細胞は6年もすれば全て入れ替わると何かの本で読んだことがあります。
このように体はリフレッシュされているのに、考え方を考えなければ同じような生活を繰り返すことになります。
自分を変えるためには考え方(意識の持ち方)を変える必要があると思っている私が、この本に運良く出会うことができました。
この本には合計89の方法が紹介されていますが、さしあたり3分の1程度を自分なりに工夫して取り入れて自分をより良い方向へ進化できるようになりたいものです。
以下は気になったポイントです。
・次の瞬間、死ぬかもしれないという覚悟で日々を生きる、実際に死ぬ直前まで待たなくても、もうすぐ死ぬつもりで行動できる。(p19)
・まず、なりたい自分のビジョンを描く、次にあたかもそれが実現したかのように振舞えば良い(p23)
・欲しいものを手に入れるためには、欲しいものに集中しなければならない。最高の自分になる、その目標に集中すれば、それがあなたの姿になる(p28)
・事前にもっと難しいこと、怖いことをするようにする。事前に辛い思いをしておけば本番は楽しむことができる(p31)
・周囲の状況から意識的に前向きな材料を見出す、これが自分のモチベーションをコントロールする秘訣(p36)
・富を入れるためのマスターキーは、自分の思考をコントロールすること、自分自身でコントロールできるものは、自分の思考だけだ(p46)
・計画のおかげで仕事の能率は3倍になった、そして人生をコントロールしていると実感できるようになる。明確な目的意識を持って仕事をしているときに気分が落ち込む余地はない(p54)
・重要なのは行動の速さではない、実際に行動しているという事実(p60)
・シャワーを浴びているときに最高のアイデアを思いつくのは、一人になれる唯一の時間だから(p68)
・人生もゲームも同じで事前にゲームプランを立てれば、人生のほうがあなたの計画に反応するようになる(p84)
・幸せを目標達成の道具にしてはいけない、自分の不幸をある種の道具として利用している(p100)
・絵を描いたりバイオリンを弾くことで、脳のある部分を休ませて、ほかの部分を活性化させる効果がある、だから仕事に戻ったときリフレッシュされた脳は鋭敏にすばやく回転する(p136)
・新しい言葉を脳に刻みつけることは、自分の思考回路を作りかえること(p145)
・大きな目標(結果の目標)を達成するために、小さな目標(過程の目標)をたくさん作る(p148)
・目標を書くとは、パイロットがフライト前に地図を確認するようなもの(p152)
・人生が永遠に続くつもりで学び、明日死ぬつもりで生きる(p174)
・悪い習慣をやめる努力はどうしても挫折しがちになるので、他の習慣に置き換えるのが良い、つまり、ダイエット成功の秘訣は、カロリーの高いものを食べないことではない、健康的で低カロリーな食事に置き換えることが秘訣(p176、177)
・人生のリストを作るのなら、「死ぬまでにしたい事リスト」、「一生付き合いを続けたい人リスト」である(p219)
・子供は親の言葉から学ばない、親の行動から学ぶ(p221)
・人生に反応するのではなく、あなたの計画に人生を反応させよう(p225)
・心配を行動に買えるシステムとは、1)気になる心配事を5つ書き出してリスト化する、2)心配事1つにつき5分、具体的な行動をする(p233)
・問題の指摘で終わらない、解決策を考える、理性的に頭を使って、論理的に対応する(p237)
・問題は私にあるとする、そうすれば自分が解決策にな
ることもできる(p251)
・目標を大きくすれば、思考レベルも大きくなる(p256)
・本で学んだことを行動に移すコツは、1)目標を立てる、2)記録をつける、である(p283)
・夢や目標があるなら、今日は「今日やるべきこと」に集中すること(p286)
2014年4月20日作成詳細をみるコメント0件をすべて表示