10年後、後悔しないための自分の道の選び方
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2016年11月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799320020
作品紹介・あらすじ
慶應義塾大学で20余年教鞭をとり、数々の学生を導いてきたトビン教授の奇跡の講義。勇気・自信・決断・挑戦・幸せ・不安・試練について…理想の人生を送るために本当に大切なこと11。
感想・レビュー・書評
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ただ偉くなるや成功するにフォーカスされているだけではないのが、よかった。さわやかな幸福論。
下記の中で⑤、⑦、⑩はまだまだできてないなと思う。
①一人の時間を持つ
②最高の人たちとつきあう
③気にしすぎない
④人に親切にする
⑤あきれるほどポジティブでいる
⑥人の行動に判断を下さずに相手の話を聞く
⑦好きな仕事をする
⑧自分の問題を他人に背負わせない
⑨喜びや幸せを優先する
⑩笑顔を絶やさない
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10年後、後悔しないための自分の道の選び方
2016/11/26 著:ボブ・トビン
あなたの仕事を前向きなものにしてほしい、それが著者の願いである。仕事人生を通して浮き沈みがないということではない。浮き沈みは当然にある。しかし、他人の失敗や成功、経験に学ぶことで、方向を誤ったり、数年を無駄に過ごしたりせずにすむはずである。
私たちの望むキャリアや人生に向かって舵を切るのに遅すぎることはない。本書で取り上げている自信、勇気、学び、スキルを身につけ続けて付加価値を発揮する大切さを理解すればそれは可能となる。
本書の構成は以下の11章から成る。
①充実した働き方を手に入れる方法
②最悪の決断は何も決めないこと
③自信を身に付け、持ち続ける
④行動を妨げる不安を克服する
⑤学びは一生の財産
⑥ただなんとなくMBAをとってはならない
⑦常に付加価値を発揮する方法
⑧幸せでいることを最優先する
⑨世界を広げる
⑩逆境をバネにするう
⑪すべてはあなた次第
本書は読むというよりは読み解く本。
読みながら自分に落とし込んで考えながら読む本。
それをしないとさらさらさらっと終わってしまって後には何も残らない。しかし、ひとつひとつの章にある本質の言葉をトリガーフレーズとして捉え、個々を自分に落とし込むことによってその重さも深さも大きく変わる。
読む人のレベルや求めているものによってその成果が変わる本の代表的一冊なのかもしれない。今の私は100%本書を理解してモノにしたとは言えない。難しいと感じたときには今は今の自分なりに読めばよいとも思っている。
読める時、読みたい時にもう一度手に取れば良いだけである。
今の自分でも感じ取れたことは著者は読者の背中を本気で押してくれていることである。私の背中もぐいぐい押してくれたことだけは実感できた。その恩恵も受け早速歩を進めたい。 -
これ読んで転職するための勇気が出た!ってなる人はいると思う。
決断は早ければ早いほどいい。それは無鉄砲に直感で決めろということではなくて、選択肢を洗い出した上で比較検討するスピードを上げろということ。
やりたくない仕事のために何年も費やすほど人生は長くない。 -
やり直すのには遅すぎるということはないというけれど、、、、。
ここで書かれていることは確かにそうなのだが、例に挙げている人たちがやっぱり強い精神力、努力をしている人たちばかりなので、万人には真似がができない気持ちになる。 -
当たり前のことなんだけど、できていない。それを繰り返し繰り返し少しずつ違う例をあげて示してくれる。
「今を楽しむ」この姿勢が決断を楽にする。先のことを心配するのでなく、今を生きることを選ぶ。
自信は何をするにも重要。自信のある人や自信を与えてくれる人と付き合うべき。自信とは、必ずうまくいくと言う感覚や信念。自信をつける簡単な方法は「自分を励ましてくれる人と一緒にいること」「きっとこの仕事をやり遂げられる、うまくいく」という思いを何がなんでも持ち続けること」
褒められた時は「ありがとう」と素直に受け取る。
否定的なコメントには「仰ることが分かりません」と返す。
自分を大切にし、不当な扱いに甘んじない。
迅速な決断が下せるのは自分の望みが分かっていて、判断を信じているから。最悪の決断は何も決めないこと。与えられたチャンスを生かすにはできるだけ早く決断する癖をつける。
幸せでいることを最優先する
幸せは楽しみであり、喜びであり、満足であり、至福であり、歓喜であり、充実です。幸せこそが目指すゴールである。肝心なのは日々の過ごし方で、余暇の過ごし方ではない。常に呆れるほどポジティブでいること。
たとえ全てが順調でも同じことばかり繰り返していたら、世界は広がらない。 -
■最悪の決断は、何も決めないこと。
■できるだけ早く決断するクセをつける。
■自分のために、ノーと言える習慣を身につける。
■社会人教育プログラムや、夜間学校という選択肢。
■心地よい場所から離れる。 -
転職しようか、海外に学びに行こうか。
人生の幸せってなんだ。日本の働き方ってどうなんだ。色んな働き方、捉え方があるぞ。
そんな風にもんもんとしていたので
今の私にはぐさぐさ刺さってとっても勇気を与えてくれた!!
海外で働いた経験もあり、日本の事情もよくわかっている著者だからこそのメッセージ。
決めかねている、不安な事があるときにまた読み返したい。
ぐいぐい背中を押してくれる一冊でした⭐︎ -
就職活動が終わって、キャリアについて考えていく自分にとって参考になる面が多かった。
学生時代で暮らしていく術みたいなものは、社会人に出てもあまり変わらないのだなと気づいた。ex)自信、決断力、不安との向き合い方、勇気等
また、1年目からいいスタートを切るために
①付加価値の発揮しどころを見極める。付加価値の発揮を優先する。
自分にできることをやり、持てる知識を駆使して組織の成功に貢献する。
②争わず、押しつけず、押しどころを心得て、常に注意を払って学ぶ
③健康を保つ
④目立ちすぎない
「出る杭は打たれる」←イチローはこれに反対する。
⑤影響力のある人と親しくなる
コミュニティに参加するか、新たに作る。
この辺りは参考にしていこうと思った。 -
モチベ1.1倍になた
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【生き方】10年後、後悔しないための自分の道の選び方 / ボブ・トビン / 20191206 / (62/794)/ <263/121273><R>
◆きっかけ
タイトルにひかれて
◆感想
・もともとは30代に向けてのメッセージだが、当方の年代でも十分通じる言葉ばかり。仕事に何を求めるのか?は永遠の課題。常に自問したい。
◆引用
・仕事に何を求めるか?
-お金かせぎ
-問題解決の手助け
-ステータス
-優秀な人たちと働きたい
-出世
-やりたい
-世界を変えたい
-好きなことしたい
-自分の会社を持ちたい
-スーツ着たい、帰宅内
-幸せになりたい
-フレキシブルに
-楽しみたい
・決断というスキルが人生を底支えする。深く息を吸って、思い切って決めること。決められず落ち着かない状態よりも、よい結果になることを想像する。
・自信があると言い聞かせ、自信があるふりすると、自信がついてくる。もっと自分を信じられる。
・応援してくれる人を見つける
・なぜ不安を感じるか、理由がわかれば不安は消える。
★学び続けること、それは銀行にお金を積み立てるようなもの
・キャリアの5つのルール
-付加価値の発揮のしどころをを見極め、発揮を優先する
-争わず、押し付けず、押しどころを心得て、常に注意を払って学ぶ
-健康を保つ
-目立ちすぎない
-影響力のある人と親しくなる
★幸せは楽しみであり、喜びであり、満足であり、至福であり、歓喜であり、充実。幸せになるスキル(=幸せでいようと心に決めること)を学ぶ
★幸せマニフェスト
-一人の時間を持つ
-最高の人たちと付き合う
-気にしすぎない
-人に親切に
-あきれるほどポジティブに
-人の行動に判断を下さず、相手の話を聞く
-好きな仕事をする
-自分の問題を他人に背負わせない
-喜びや幸せを優先に
-笑顔を絶やさない
・岸を離れなければ、新しい大陸は見つからない。 アンドレ・ジット
・経験する失意や逆境はチャンス -自分自身を知る、自分に何ができるかを確かめる、組織を理解する、どんな日と人と付き合いたいか、自分がどんな人間になりたいか等々のチャンス -
【605】
買ってよかった。
自分で幸せを選択しよう、行動しようという気分にさせてくれた。
とりあえず、ジェイムークに興味を持ったので登録してみた。 -
「自信=準備+経験」と思ってきたが、それに加えて「自分を励ましてくれる人と一緒にいること」ということに納得。
休みの日の行事に全力投球しがちであるが、「肝心なのは日々の過ごし方であり、余暇の過ごし方ではない」という言葉にドキリ。そうそう、日々が大事なんだよね。休暇だけを心待ちにするのではなく、自分の時間をコントロールすることも大事。
「幸せでいようと心に決める」ことによって、幸せになる。著者のおすすめは、
① 1人の時間を持つ
②最高の人たちと付き合う
③気にしすぎない(気に病むぐらいなら、心配事について何か行動起こす)
④人に親切にする(効果的面!)
⑤呆れるほどポジティブでいる
⑥人の行動に判断を下さずに相手の話を聞く
⑦好きな仕事をする(もしやりたいことができていないなら、好きな仕事を見つける努力をする)
⑧自分の問題を他人に背負わせない
⑨喜びや幸せを優先する
⑩笑顔を絶やさない -
色々なハイキャリアの人の体験談がとても参考になる。キャリアに迷ったらまた読み返したい本!
“世界で学べる今、自分に最適な学習計画を組み立てる” “常に背伸びしたチャレンジを” “学びをやめない” “自分だけの働き方を作り出すことも可能”→今の自分が欲しかったアドバイスはこのあたりだった。
その他メモ
⚫︎自信は道を切り開く最強のツール
自信があれば道は開かれ、自信がなければ道は閉ざされる。本書で紹介されているハーバードビジネススクールのエイミーカディ教授のTED Talkは当時学生だった私の人生をまさに変えたもの!
⚫︎行動を妨げる不安を勇気で克服する
勇気は「不安でも行動を起こすこと」
自信が勇気を養う
⚫︎学びが止まったら、別の仕事の探しどき
⚫︎キャリアで最高のスタートを切るために必要なこと:自分の付加価値の発揮しどころを見極める、影響力のある人と親しくなる
⚫︎自分の世界や行動範囲が狭すぎる、と思ったら、意識して居心地の良い場所から出る
⚫︎何が起きても幸せでいることを必ず優先する
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なんか、まぁふつーでしたな。知ってること多かったけど、実行してないんだよなぁ自分は…ってなったーーー、ーあーーー。
決断のところは結構ためになった。 -
<読む前の期待>
10年後ありたい姿から逆算する思考法などを学びたい。
<実際の内容>
「自分らしく生きる」ことのマインドセット本
気持ちの持ちからとして学ぶこともあったが、一部目先の欲求を満たすことを推奨しているように感じる部分もあり。 -
筆者が外国出身の方だからかもしれないけれど、外国行こう案が多い気がする。
私の場合、持病ありで海外には行けないのは決定的(旅行除き)なので読んでいてあまり参考にならなかった。
でも自分の夢は諦めないで挑戦、もちろん自分で責任を持ってというところはよかったかなと思う。
150ページ
大学院選びはネームバリューも重要。この本が作られてからだいぶ年が立っているけど今でも大学院のネームバリューは大事だろうなと思う。 -
多くの人がこれが当たり前、これしか出来ない、やるしかないと何かしらの言い訳をつけて本当に自分のやりたいことをしていないひとが多い。その中でこの本は様々な方を事例にだしこんな人もいるんだよと教えてくれた本。印象に残っているのは自分は果たして何がしたいのか。そのために何を得て何を捨てどのような人生にしていきたいのかということ。目の前のことに集中していれば未来もみえてくるかもしれないが自分が目指したい道、価値観がないとそのチャンスも無駄になってしまう。結局は何事も自分自身で決めなければならないし、結局どうなるか分からない。だからレールを引いてくれて楽な道を歩んでしまう人が多いのではないかと思う。自分の理想に近づかせたかったら自分で追い求めにいくしかない。行動したものにしか見えない世界が必ずある。
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キャリアに迷いあり、参考になればと読み始める。
選択肢の多様性と、踏み出す勇気、自信を持ち続けること、学び続けること、MBAでの学びの姿勢、付加価値の見つけ方、幸せを意識すること、行動することの大切さを説く。
半分思考停止で、現状からどうしたものかと悩んでいたモヤが少し晴れた気がする。
自分の人生は自分のもので、自分次第で満足度を高められることを念頭に置き、変化を恐れないで興味関心に忠実でありたいと思う。 -
自分の話が多い
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この本の情報量は決して多くありません。
ただ、大切な知見が散りばめられています。
博士か就職で悩み、選択を保留し続けている自分にとっては、大いに参考になりました。
踏み出す勇気をくれる一冊になりそうです。 -
・何もしない事が最悪の行動である。
即断即決、間違ってたら間違ってたで気付いたら直せばいい。その繰り返しで成長していくし良い判断も出来るようになっていく。自分がやりたい事を、明らかにしておく、優柔不断は リスク大。
・仕事でもコーチをつける。
・自信があるフリをする、そのうちフリではなく本当に自信を持てるようになる。
・否定的なコメントは「どういう意味ですか?」と聞き返す。
・舵を切るのに遅すぎるということはない。 -
読みにくい本ではないのだけど、なんとなくちょこちょこ読んでて読み終わってなかったのを、コロナ禍の引きこもり生活の中、どうにか読み終わった。時間はたっぷりあるんだけど、つい動画やSNSに流れてしまってたから・・
私自身はこういうたぐいの本を読む年ではないと思ったのだけど、年若い家族に勧めてみようかと思ったのが、この本を手に取ったきっかけだった。たぶん、買って3年くらいになる。その年若い家族に勧める前提にしても、いろいろ状況が変わった今、読み終わると何とも言えない気持ちがする。
最後まで読んでみると、始めるのに遅すぎることはないというメッセージも読み取れた。私の年でそうなんだから、年若い家族にとってはなおさら、まだまだいろいろ可能性はあるわけで、とりあえず自分自身が納得いくような生き方をしてくれれば良いのかな・・。とりあえず勧めてみよう。 -
自信が無くなったり迷ったときにちょっと背中を押してくれる本。答えが書いてあるわけではないけれど、自分の判断したことがあっているかを確認できる本だと思います。
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よくある自己啓発本ではあるが、あらためて自分が望んでることは何なのか?等を考えるきっかけになった。
また、幸せであることを最優先して生きていきたいと思った。自分にとっての幸せとは??考えていきたい。 -
人生において何が1番大切か、何をしている瞬間が幸福かを考えて、その瞬間を作り出すためにどうすればいいのか考えることが大事だと感じた。そのためには自信をつけること(なくてもあるフリをして堂々とする)や、学び続けること(学びは銀行に貯金をしているのと同じ)、社会の中で付加価値をどのように出すか、考える必要がある。
決断するのは自分。決断は早ければ早いほどほどいいが、遅すぎることはない。 -
漠然とした将来への不安を抱えている自分にとって非常に参考になる良書でした。
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2023.08.15
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一流の人たちの挑戦する姿をコンサルタントである著者目線から語られている。
正直なところ、著者や一流の人たちだから逆境で挑戦しても成功できたのではと思ってしまうところもある。
しかし、キャリアに悩む人は自己啓発本として読んでみて損はないのではないだろうか。
海外思考の人や学生が読むと、内容に感化され、背中を押される内容と思う。
安定思考の人や、社会人にとっては実現し難い内容と思われ、あまり参考にしないかもしれない。
私は前者であるため、私にとっては、非常に参考になる内容であった。
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自信があるふりをするだけで自信をみにつけることができる。本当に?
私は自分に自信がなくおそらくそういったことが言動にもでていると感じています。
本書を読み終え、ただいまこの「ふり」を実践中です。
徐々にですが、自然と背筋が伸び前よりもハキハキ喋れるようになった気がします。
また、幸せでいることを最優先すること。
には考えさせられました。果たして今、幸せなのか?仕事で疲れきって余裕がないことに気づきました。幸せだと感じること。趣味や友人との食事、家族との時間。もっと大事にしていこうと思います。