人を動かす原則 (レス・ギブリン)

  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799322000

感想・レビュー・書評

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  • 短い本なのでとても読みやすい

    内容が章ごとに分かれていてどこからでも読み始める事ができる

    人間関係の本質が分かりやすく書かれた一冊

  • 自分の自尊心を高めたいが故に、他者の自尊心を下げることをしてはいけない。
    嫌いな相手にもいいところはある。見方を変えて良い点に目を向ける。
    自分の本音を話さないようにするために、相手の話を聴く。聴くのは辛いと思っていたけれど、自分の本音を悟られないようにするために、話を聴き切る、という視点は良いなと感じた。
    つい、嫌い、苦手な相手には、批判したり、話を最後まで聞かずに余計なことを言ってしまうこともある。冷静に人の話を聴くことは、自分の本音をしまっておくとにつながる。

  • 人との関わりで大切なことはお互いに自尊心を保つことである。自分をよく見せるために変にマウントを取ることは相手の自尊心を下げることであり、良い人間関係は築けない。

  • 人の自尊心を大切にすることを教えてくれた本。
    頭では分かっていても、なかなか難しい。

  • タイトルや表紙の重々しさに反して、とおり一辺倒なことしか書いてない。
    私には参考にならなかった。
    Kindokeで視聴。

  • とにかく意識すべきことは、「相手の自己重要感」を高めること。日々意識し続けるのは難しいと思いますが、相手の存在、価値観を認めつつ、自分自身も大事にしていけたなよいなと思えた。

  • 他人の自尊心を決して傷つけてはいけない(自分を大切に扱ってほしい)
    4つの真実
    1. 人は皆自分本位
    2. 何より自分に興味がある
    3. 自分が重要な存在だと感じたい
    4. 他人に認めてほしい
    相手の自尊心を満たす手伝いができれば、相手はあなたの手伝いをしたくなる
    人を惹きつける方法
    1. 相手を受け入れる
    相手の粗探しをし、その欠点を直すための対策を提示する人は、友人を作れない
    1. 相手を承認する
    2. 相手を高く評価する
    重要感を持たせる
    1. 心から重要だと思う
    2. 相手に注目する
    3. 競わない、感銘を受けたことを伝える
    4. 間違いを指摘することが重要か考える
    他人の思いに応えたいという無意識の衝動がある
    成功者は自分の口を閉じ、相手に話をさせる
    意に反する考えを押し付けられても、その人の考えは変わらない
    勝つためには?
    1. 相手に考えを述べさせる
    2. 答える前に間を置き、考えてることを伝える
    3. 100%勝とうとしない、相手の主張に正しい部分を探す
    4. 自分の意見を謙虚かつ正確に述べる
    5. 第三者を通じて主張する
    6. 相手の面子を保つ
    相手を褒める、感謝の気持ちを伝える

  • 〈人間関係で最も重要なのは自尊心〉
    人間関係には確固たる技術がある
    相手の自尊心を満たすことを心掛ける

     
    〈周囲の人を惹きつける方法〉
    ①相手を受け入れる
     相手を改心させるのではなく、相手をありのまま受け入れることで「相手が自分を変える力」を与えることができる

    ②相手を承認する
     ①よりも広範囲な話
     ①が欠点も受け入れるというネガティブさを含んでいるのに対し②は相手の好きな部分を見つけるというポジティブなニュアンス

    ③相手を高く評価する
     相手を大切に思っていることを伝える
      -相手を待たせない
      -会えないなら相手の存在を確認していることを伝える
      -感謝の意を表する
      -相手を特別な存在として扱う(自尊心を高める)
     
     (感謝を伝えるときのルール)
      ・相手の名前を言う
      ・相手の目を見る
      ・相手が予想していないタイミングで伝える
      ・ほめるときは具体的な内容を添える  

    〈相手に重要感を持たせる方法〉
    ①相手が重要な存在であると思い込む
     言い聞かせることで、思いがおのずと相手に伝わる

    ②相手に注目する
     例えば5人が道を歩いていて、それぞれ異なるところに注目するが、それが自分に向けられていると感じたら相手の自尊心が高まる
     ※相手がグループのときは全員に注目する

    ③相手と競い合わない
     好印象を与えたいなら相手に感銘を与えようとするのではなく、相手に感銘を受けたことを伝える

    ④間違いを指摘することが適切なのか考える
     自分のプライドを満たすために小さな勝利を得ても、相手のプライドを傷つけると大きな損失をこうむる

    〈話す力を磨く方法〉
    ①完璧主義をやめる
     常に完璧な話をしようと気負いしない
     すごい雑談をする必要はない

    ②ウォーミングアップをする
     雑談から会話が始まることもある

    ③相手に自分について話をさせる
     会話上手の秘訣は利口そうな体験談を話すのではなく、相手に打ち解けた状態で話をさせる雰囲気を創る

    ④相手の興味を引く質問をする
     5W1Hなどを使って質問することで相手は好感を抱いていると勘違いする

    〈相手の話をじっくり聞く方法〉
    ①話し手の目を見る
    ②興味を持っている素振りを見せる
    ③相手の方に身を乗り出す
    ④適切な質問をする
    ⑤相手の話を遮らない
    ⑥話しての話題に付き合う
    ⑦相手の言葉を引用して反応する

    〈相手を説得する方法〉
    ①相手に自分の考えを述べさせる
     自分の話を聞いて欲しいならまずは相手に話をさせる
     主張の要点を繰り返すように求めると、精神的に動揺している相手には効果的

    ②答える前に間を置く
     意見の食い違いがないとき効果的
     相手の言ったことを十分に考慮していることを伝えられる

    ③100%勝とうとしない
     相手の主張で少しでも賛同できる部分があれば認める

    ④第三者を通じて自分の意見を主張する
     セールスパーソンは満足している顧客の意見を紹介したり、選挙の立候補者は有力者に応援演説を依頼する

  • 原則・基本を書いています、という内容。
    (※しっくり来(過ぎ)るのは、こういう「バイブル」があって、自身の考えに定着しているお陰なのかもしれないので、良し悪しは判断つかず)

  • 基本的に前半部分は他の書籍にもあるようなことがかなり抽象度合で記されている。
    ・人を尊重せよ
    ・聞き上手たれ

    具体的なものとして使えそうなことも後半は結構載っている。
    ・「あなたが言ったように」という前置き等相手の言葉を引用する
    ・説得するときには相手の潜在意識が受け入れられるように話す。(顕在意識で受け入れても本心は違うのでは意味がない)
    ・答える前に間を置く(相手の言葉をきちんと考えていることを示す)
    ・相手の面子を守る(逃げ道を作る。例えば最初は相手と同じ立場だったが追加情報を得て考えが変わった。この場合相手は情報不足だっただけなので、面子が潰れない。新たな情報を踏まえて検討し直すという体裁)
    ・注意するときは相手の面子を潰さないよう最新の注意を。
    └こんなの君らしくない。等さりげなく持ち上げる

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著者プロフィール

レス・ギブリン
アメリカの心理カウンセラー。1965年の米国セールスマン・オブ・ジ・イヤー。人間関係のエキスパートとして知られ、人間の本質に関する深い洞察が好評を博す。セールスと人間関係の達人として多くの企業・個人をコンサルティング。主なクライアントはゼネラル・エレクトリック、ジョンソン・エンド・ジョンソン、PGA(アメリカゴルフ協会)など、多数。全著作の累計発行部数は1000万部を超える。主な邦訳著書に『チャンスがやってくる15の習慣』、『セールスの本質』(ダイヤモンド社)、『人望が集まる人の考え方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

弓場 隆
翻訳家。主な訳書に『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』(ダイヤモンド社)、『うまく いっている人の考え方 完全版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『一流の人に学 ぶ自分の磨き方』(かんき出版)、『金持ちになる男、貧乏になる男』(サンマーク出版) がある。

「2023年 『慕われる人の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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