[図解] アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799323595

感想・レビュー・書評

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  • アンガーマネジメント、初めてお目にかかった。ロードレイジに近づかない。SNSも見なけりゃかかれてないと同じ、やめてもよい。怒りを迎え撃つのもテクニックなど、明日から生かしていきたいことがたくさんあった。怒りだけでなく、急ぎ、嘆き、悲しみ、焦り、憂えるなどのマイナス感情に流されそうなときにも使える「テクニック」ではないだろうか。心の奥底からわき出るものは別として、日常の怒り処理には、かなり役立っている。

  • アンガーマネジメント、自分には縁のないものだと思っていたけれど最近必要に感じることが多発し。勉強になった。

  • 一回読んだだけでは変われない一冊。著者の経験に基づいて怒りそうになったときの対処法や、自分を変えるためのマインドや方法が書いてあります。ただ、他の方のレビューにもあるとおり、色々あるので1回読んで腹落ちして実践するというのは難しいです。実際本書の冒頭でも「練習が必要」と書いてあります。

    ■怒らないと、いいことしかない
    わかる。コミュニケーションがうまくいくし、「お金持ちは怒らない」と言われます。ただですよ、きっと本書に興味がある方は「そうはいわれても、怒ってしまう」ということに悩んでいる方ではないでしょうか。アンガーマネジメントを学ぶきっかけには良い本ですが、本書を一読しただけでは改善しません。

    ■勝ち負けという思考から開放されると人生が楽になる。P191
    とはいっても、周りを見回すと勝ち負けだらけですよね。早期教育、進学実績、収入、副業などなど、自分(自社)がいかに優れているか。それは必要なことでもありますが、それが過剰になると思い通りならないことに怒りを感じるのではないでしょうか?完全に開放されるのはそんな社会では難しいですが、過剰に勝ち負けにこだわっていないか振り返るのは大事かもしれません。

    ■子どもの人生は親の2周目の人生ではない
    あなたは「このぐらいのとき、わたしはxxができていた」なんて、子供に言ったことはありませんか?わたしはあります。そうすると、「xxさえできていないと、自分より活躍する人間になれないのでは?」という恐怖や不安にとらわれてしまって、怒りに近い焦りで追い立ててしまうんですよね。人間、人生1回目なのでそうなってしまうのはしょうがないところなのかもしれませんが、それ、間違っているとのことです。子育ての本にも似たようなことが書いてありました。とはいえ、なかなか改善できないのでまだまだ修業が必要です。

  • この本に5年前に出会えていたら、また違ったキャリアや家族との関係性を築けたのかなぁと感じました。

    学ぶのが目的じゃなく実践。少しずつ自分の中に取り込んでいきます。そして、これからの人生をより良いものにできますように。

  • 今まではなんで自分はこんなにイライラして
    しまうのかな?と考えていましたが、
    自分だけがイライラするのではなくて
    みんな同じなのだと思い安心しました。

    実生活の中であらゆるシーンにおいて
    感情の波があり、
    それによって起こるイライラの対処を
    わかりやすく書いてくれていて、
    実践してみようという気になりました。

  • 私が克服したかった事が書かれている。
    でもなんか、自分の中に落ちない。
    もっと詳しく書いてほしい。

  • ※Kindleで読了
    アンガーマネジメントという言葉をよく聞くようになったなと思い、一度関連書籍を読んでみたいと思ったのでこちらを読んでみました。
    ――――――――――
    アンガーマネジメントは「怒り」に特化したセルフコントロールですが、今まで読んだ本の中で似たような内容があったので、大体の内容は「確かにそうだよね」と思えるものでした。

    図や漫画を用いて簡単に書かれているのですが、全てをいきなり実践することは難しいので、
    少しづつでも実生活に活かしていきたいと思いました。

    ちょっと項目が多くて混同した部分もありました。
    重複して出てくる箇所もあるので、もっとスッキリ自分の中で整理する必要があるかと思いました。

  • 実践的なアンガーマネジメントのノウハウが書かれており、とても共感しながら読めた。
    怒ってしまったときに後悔することが多いが、それを受け入れることもアンガーマネジメントというのが目から鱗だった。
    今後怒ること、怒るべきでないことの線引きが出来そう。

    ●特に覚えておきたいこと
    ・アンガーマネジメントは怒ることを否定しない
     →怒ってしまった自分を受け入れるのもアンガーマネジメント
      →怒ったほうが良いのは「怒らないと後悔すること」
       怒るべきでないのは「怒ったら後悔すること」
    ・上手な怒り方7つのルール

  • 読破。
    ぼくは、喜怒哀楽の感情の中でも、怒の感情が強い方なので読んでみました。
    結論、めちゃくちゃいい本でした。
    これを機にアンガーマネジメントの本を5冊ほど読んでみようと思いました。
    何点か抜粋
    ・怒りのピークは6秒
    サッカーワールドカップでのベッカムやジダンも反射的な言動でレッドカードを貰っている。
    つまり、イラッとした時に何よりも大切なのは「反射的な言動をしないこと」である。
    ・イラッとしても冷静になれる方法は?
    自分の動作を実況してみましょう。
    ゴルフのミスショットをしても「うーん…地面が少し柔らかいようです。」「左のつま先が離れたようです」など冷静に実況している。(左のつま先〜…はよく分かんなかったかな?笑)
    アニメでもよく自分の心の中で実況して客観視しているシーンがある。あれと同じ。
    ・怒る時は、事実行動結果を怒りましょう。「罪を憎んで、人を憎まず」という言葉があるように性格人格能力を怒ってはいけない。そして伝える時は具体的にYouメッセージではなく、Iメッセージで伝えましょう。

    個人的に、怒りという感情は、エネルギーが強い分「熱さ」という感情と隣り合わせなので、上手に使いこなしたいものです。

  • 著者の、初めてのアンガーマネジメント実践ブック、とほぼ同じような内容だったが、漫画やイラストが多用されよりわかりやすい。
    最後の、仕事のスキル+人間力=仕事の能力、という部分は、アンガーマネージメントを知ったあとに言われると、自分もここに問題があったんだろうなあとしみじみ思う。

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著者プロフィール

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。日本のアンガーマネジメントの第一人者。アメリカのナショナルアンガーマネジメント協会では最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアジア人で唯一登録されている。著作は中国、台湾、韓国、タイ等でも翻訳され累計50万部を超える。

「2020年 『みんなの怒りスイッチをさがせ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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