子どもも自分もラクになる 「どならない練習」

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799326923

感想・レビュー・書評

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  • 「どならない」ためにどうすればいいか。具体的なアドバイスが満載。

    印象に残った言葉は、

    「育児」は「練習」がない
    「部活」なら「練習」があるのに

    だから、「どならない練習」をしよう
    だまされたと思って、試しに1日やってみよう
    ………そう言われると、「1日なら…」とハードルが下がりますよね?やさしい語り口で、読みやすいです。

    「育児に練習はない」
    ほんとに、そう。
    親になる人が、過去に 弟や妹の世話など、育児経験のある人ばかりではない。また、適切な育児環境で育たなかった場合、適切なやり方を知らない場合もある。学校でも教わらない。また、生まれる前に想像はしていても、実際の育児は、待ったなし。生まれた瞬間に「育児が始まる」

    「どならない練習してみよう」
    温かいメッセージが込められた本書は おすすめです♪

    著者は、児童相談所職員。自分の想像ですが………マルトリートメント(大人からこどもへの不適切な関わり)を、日常的に見ている方が、「家庭での悲しい事例を減らすために」奮起して書いたと思われます。「事件」が起きてから対処、では遅すぎる………「事件」を「予防」するために。
    何事も、「予防」が肝心(*^^*)
    多くの方に読んでもらいたいな~♪

    • ちゃろちゃすさん
      たしかに育児に練習はないですね!
      でも練習の機会があったら、私は本番育児はできなかったかもしれないです。
      コレハムリダ...厳しすぎるっ...
      たしかに育児に練習はないですね!
      でも練習の機会があったら、私は本番育児はできなかったかもしれないです。
      コレハムリダ...厳しすぎるって思ってしまいそうフフフ

      この本読んでみます!
      2022/12/31
    • workmaさん
      ちゃろちゃすさんへ

      よかったら気楽に読んでみてくださいな♪
      ちゃろちゃすさんへ

      よかったら気楽に読んでみてくださいな♪
      2022/12/31
  • 【この本で得た気付きBEST3】
    1 勉強して得た知識を使っても上手くいかない事も多い
    2子供も大人も接し方において大事なポイントはほぼ同じ
    3 子供に怒鳴らないコツ【ちはっさく】

    【気付きから得たTODO】
    1子供との接し方のコツ【代わりのやり方を教える、一緒にやる、環境を整える、ほめる、気持ちに理解を示す】を意識する
    2上のコツを完璧に出来なくても気にしない(6割出来たら上等)
    3たまに怒鳴る事があっても引きずらない
    【Twitter読書感想文】

  • ①肯定系でして欲しい事を伝える。否定系は大人でも理解に時間がかかる上、求められる行動は示されていないので困る。
    ②共感する。クレーマー対応と基本は同じ。人は共感されると安堵する可能性が高まる。
    ③共感出来ない時は復唱で時間稼ぎ。
    ④伝わる環境作りに注力する。環境には人間は勝てない。なるべく近くで、目線を合わせ、目耳に入る情報を減らした状態で伝える。大人も蝉が煩い中の講義は耳に入らない。
    ⑤褒める対象は「普通の行動が出来ている時」当たり前過ぎて見過ごしてませんか?

  • 堅苦しくなく、押しつけがましくなくてとても読みやすかった。

    「まあ、これで全てうまくいくってわけじゃないけどさ…勝率が少し上がれば親も子もハッピーでしょ」という失敗織り込み済みというスタンスに気が楽になった。
    親も人間、子どもも人間。ロボットじゃないからお互いコンディションが整わないことや、日によって受容できるキャパが違うんだから当然といえばそうなんだけど、専門家がそれを事実として認めてくれると心がちょっと軽くなる。

    育児に練習がないっていうのは目から鱗だった。車の運転も、スポーツも、音楽も、歩くことですら…練習なしでスッとできるものなんてないじゃないか。電車で読んでたから声に出して練習できなかったけど、一人の時に家でやってみよ。

  • 「〜してはいけない」という堅苦しいものではなく、こうしたら良いかも?という方法を実践できるよう練習の仕方が紹介されている。

    子に対して怒鳴りたくなる場面が10あるとして、1回でも2回でも怒鳴る回数が減らせたらいい、という軽さもまた良い。

  • こういう子育て本は、昔はたくさん読んだけれど、

    最近は久しぶりに読んだ

    こうすると楽になるよ、という感じで

    押し付けがましくなく、「練習」の名の通り、

    反射的にできるようになると、子育てが長い目で見て楽になると思う

  • 仕事の勉強用にプライム特典で読んだ。シンプルに分かりやすく、自分自身もストレスにならないやり方が書いてあった。うまく行く行かないかはともかく、やっぱりうまく行く頻度が上がると嬉しいと思う。

  • 青カード
    ・代わりの行動を教える
    ・ほめる
    ・一緒にやってみる
    ・待つ
    ・気持ちに理解を示す
    ・落ち着く
    ・環境をつくる

    赤カード
    ・あいまい
    ・長い説明
    ・否定系(禁止)
    ・いやみ
    ・脅す
    ・罰
    ・質問風の攻撃
    ・どなる

  • 自治体職員が書いたゆるーい子育て本。むずかしい理論や説明はなく、平易に書かれている。

  • 確かに本って読むだけ読んで、知識得ただけで実践や行動に移すことってほとんどなくて。何が身になってるんやろ。もはや何書いてたっけ。ぐらいになるけど、この本かなり「騙されたと思ってやって見て下さい」って言ってくるので(笑)やらざるを得へんというか。読み始めて3日目?とかですが、自分自身気を付けてるからか、ここ3日かなり平和です。知って、気を付ける?気にかける?のって大切。

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