- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799711705
感想・レビュー・書評
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一つ一つの物語の完成度の高さはさすが榎田さん。
個々に世界観を広げて読んでみたくなる。
お気に入りは痛い靴。一番禁忌を感じてJUNEの雰囲気がしたので。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん
明日美子さん表紙と聞いて、購入即決だったけど
どーかな
内容は…いまいち、かな -
【借り本】6編の短編集。大層えろがえろくまさに「エロティカ」。その中で《ストロベリー》がお気に入りで、《クリスタル》のオチにプッと笑う。しかし最後の《書生の戀 》で全て持っていかれた。泣きました。
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▼あらすじ
弱みを握られ、脅され、ふたりがかりで辱められ――
支配するものがその立場を奪われ、悦楽に跪くとき…。
『10×3』をはじめ、書き下ろし含む全6編、密室、玩具、極道など、榎田尤利がこだわりぬいた極上のエロティック短編集。
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どれも良かったのですが何と言っても最後の「書生の戀」というお話が別格です。
手紙のやり取りをそのまま小説にした感じなのですが、本当に全てを持って行かれた感じ。
このお話だけ、他のお話と空気も時代背景も違います。
私は小説でも何でも感動はしても泣くまで至る事が無に等しいので今回もそのパターンかと思いきや、読み進めるうちに身体がカーッと熱くなって、それを理解するのと同時に震えが来るほど衝撃を受けて、最後は涙腺が壊れたようにボロボロ泣いていました。
小説で、しかもBLというジャンルでここまで泣けたのは初めてです。
切なくて、苦しくて、悲しくて…まさかこんなに胸が引き絞られるなんて思ってなかった。
ただただ、遣る瀬ない思いでいっぱいというか…。
私がここでどんなに熱く語っても言葉が安っぽくなってしまうのが悲しい。
切ない話が苦手な方も「書生の戀」だけは読んで欲しいなと思ってしまいます。 -
ssだったのでちょっとずつ読み進めました(〃・ω・)どのお話もゾクリとくるものでした。ストロベリー、カルメン、クリスタルが特に好みだったんですが、最後の「書生の戀」がドストライクすぎて萌え転がりましたw心がギュッとなって切ないですね…(p_q、)
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AVでしょ?
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SSなので積本にしてました。やっと読めた。それぞれのストーリー面白かったです。ちょっと苦手なのもありましたがそれなり愛を感じたので嫌な感じはしませんでした。あとがきを読んでなるほどと感心しました。私のbestはあとがきです。榎田先生スイマセン
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痛々しくて、エロくてたまらん。
どれも片恋(最後のは両片想いってやつかな)だけれど、絆されてしまう。
ひどいBLが読みたいと思って買ってきたけど、これはどストライク。
榎田さんは初めてだったけど、他にも読んでみたい、と思わされた。