ソムサン~総務部三課~ (ビーボーイスラッシュノベルズ) (B-BOY SLASH NOVELS)
- リブレ出版 (2014年5月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799714881
作品紹介・あらすじ
総務部三課は社員を身体で癒す秘密の部署である。統括の環は自らの身体を差し出し、どんな相手でも受け入れる。複数、射精管理、拘束、空イキ…要求される様々なプレイに身体は淫らに濡れ、快楽の嬌声をあげる。だが環には昔から一途に想いを寄せている人物-初めての相手・篠宮がいて…?最上級の恋愛とエロティックなプレイが、この一冊にギュッと凝縮。その他、ソムサンメンバーである浩の甘い恋や夏端と圭の少し歪な恋、描き下ろし漫画も必見!!
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
大分昔に読んだので、ところどころ記憶が怪しいですが…。たしか佳門サエコさんのイラストに惹かれて手に取ったのだったと思います。
総務部三課、通称ソムサンは表向きには存在しない部署で、ソムサンに所属しているメンバーはいつもは違う課で違う役職についているけれど、会社の中で重度のストレスを抱えていたり、表彰に値する働きをした人にはソムサンメンバーから労いをもらえる、という設定。労いの内容は、ご想像にお任せします。
表紙にもなっている主人公が、ソムサンの責任者であり、自身も積極的に活動に参加しているけれど、実は他に好きな男がいて…という設定はありがちですが、やっぱり読んでいて感情移入できる。…んですが、最後、くっついてしまったのが私的には残念。
他のメンバーに焦点のあてられたお話もあったのですが、それもどこか消化不良。アラブ王子に見初められるこの話も、出来過ぎだし(小説なので仕方ないかもしれないですが)、しかもくっついたらソムサン辞めちゃうししで、なんだそりゃー!感が強かったです。
唯一好きだったのは、ソムサン内でくっついたのに仕事をこなしていた二人。あの二人は良かったです…。 -
2016/05/01
エロい。ひたすら、やってます。
短編集を集めたものになるので、
読みやすい。
ただ1冊の本となると…
もう少し話と話に繋がりがあると
さらに嬉しい。
各短編の結末がすべて同じなので、
途中で少し飽きてしまう。 -
設定とタイトルだけでも脱帽です。
-
秘密の部署、総務部三課。
受けばかりでなく攻めもいるし結構バラエティあふれる配置。
四人の昼の仮の姿が最後に載っています。昼と夜のギャップでの話を読みたいかも。 -
西野センセのエロファンタジー、ここのところ絶好調です。
悩める社員を身体で癒す秘密の部署「総務部三課」、略して『ソムサン』。会社を円滑に経営し利益を上げるための重要な部署…らしいのです。そんなバカな…と突っ込みつつ、ものすごく楽しんでしまいました。
アンソロのb-boyキチク掲載の短編をオムニバス形式で一冊にしたもので、うまくまとまってます。
短編読みきりを集めたものだから、サクサク読めるかな…と思ってたら意外にも時間がかかってしまいました。よく見たらすごく分厚いです!
よって、エロも濃厚。エロエロです。誰でもお腹いっぱいになること間違いなし。「複数」「アラブ」「おもらし」「どHENTAI」など雑誌の特集に沿った設定なので、あれこれバラエティに富んでいて飽きさせないところもよかったです。
仕事の一環として割り切ったHをするので愛の無いHシーンが多いのですが、あまりにもぶっとびすぎてるせいかそれほど嫌悪感はなく読めてしまいました。それよりも仕事で頑張ってる男たちの弱い部分を見せられて、共感するというか同情するというか。
それに秘密の仕事に従事する環たちの方も悩んでいないかと言えばそうではなく、ちゃんと恋愛もしたり嫉妬したり落ち込んだり、とても人間味を見せてくれるのでエロ以外の部分でも引きこまれました。
イラストが佳門サエコセンセで、エロさがさらにアップしています。明るく華やかな絵柄なので好感度も上がります。
佳門センセのおまけマンガもついていてサービス満点でした。 -
短編集。エロ満載。
大人な感じです。