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- Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784799727591
感想・レビュー・書評
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いつもかわいいラブコメで魅了してくれる猫野センセの新刊は、心臓移植を受けてから誰かを探し求めるようになった恵介と、双子の片割れを亡くした七星のシリアスものでした。
シリアスな上に、すごく病んでてダークな話でびっくり。
冒頭は、生徒会長の忍とその幼馴染みだった凜の歪んだ再会愛を描いた「歪み恋」。
ヤンデレ愛の極みです。激しい執着とお道具使ったSMちっくなHシーンと、ラブコメの印象とはぜんぜん違うダークシリアスっぷり!こういうお話も上手くて引きつけられました。
表題作と同じ高校の話なので、繋がりがあっていい読み応えになっていました。
「雷鳴とふたつ星」は、心臓移植というネタがもう色々な気持ちを抱かせますね…
双子の兄弟がからむことによって、サイコサスペンスな雰囲気がいっそう色濃くなっています。
ちょっと不可解な部分があったんですが、そこはカバー下に重要な設定の説明が細かく載っていて、これのおかげであれこれ納得できましたww
ここもストーリー中で説明されてるとよかったんだけど、大量すぎて1冊じゃまとまらなくなってしまいそうですね。
暗い話の本編とは違って描き下ろしの「一年後」は、大学生になった恵介と一緒にくらしている七星とのその後の様子が描かれていて胸キュンでした。忍と凜もあのまま続いてますw両方ともずっとラブラブで幸せになってほしいですw
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