グラン・ギニョール (ビーボーイコミックスデラックス)

著者 :
  • リブレ出版
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本棚登録 : 135
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799730263

感想・レビュー・書評

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  • 好き!!
    続刊希望のアクションをせねば……

  •  
    感想というか…とりあえず今年読んだ本でブッチギリで一番突き抜けてる本でした(笑)
     

  • ドイツ旅行中の須蛾子爵に請われ、執事として日本へ来たコンラート。
    「何も無い」ことが「高潔な愛の証」と貫いてきたものの…というお話。
    こういう倒錯的な話を読むと、自分はやっぱり分かりやすいハピエンが好きなんだと、改めて思う。
    須蛾の性癖は受け入れ難いものだし、コンラートの高潔過ぎる性格とは相容れないと思うのだけれど、だからこそ惹かれてしまうのか。
    ふたりが幸せならそれでいいけど、私には理解し難い。

  • ドイツ人執事中心、執事の主人の子爵、子爵の友人の男爵、執事に恋した伯爵

  • 淫靡 禁欲 背徳 耽美 執事 貴族 スーツスーツスーツ!本仁先生の完璧な絵と重厚な背景。耐えることこそが愛…キスもしないのに視線と言葉、触れ合う指先でこの上なくエロい関係の二人。子爵須蛾がその性癖により美貌の執事コンラートを阿木乃男爵に犯させ、それを見て悦しむシーンもあったりと常人には理解できない二人の深ーい愛の世界にどっぷりと浸れる一冊……

  • この主従は破滅願望なんでしょうかね。耐えることが美学のどっちもMカポーなんでしょうかね。読むのにこっちの精神が酷く消耗します。でも先生の中で完結してるのだったら大人の事情ものともせず世に出してくださいよ。

  • 最高に退廃的でデカダンス背徳的でお耽美。これらのワードが好きな方なら確実にハマる。本仁さんの絵柄が芸術的なまでに美しい。ただ愛する相手の痴態を見るという行為が、どんな濃厚なセックルをするよりも淫美でいやらしくて鳥肌がたつほど萌えました。コンラートの狂気的な美しさ、それを歪んだ愛情で支配する須蛾子爵、倒錯的な主従と罪の共有の果てにあるものは…。その世界の続きをまだまだ知りたい。是非とも続きを出版して頂きたい。

  • 美しい絵柄。久々の本仁センセの新刊は、子爵と執事の元祖耽美系で禁断愛の真骨頂と言える、華麗でオドロオドロしたストーリーでした。
    かなりの年月をかけて、アンソロなどで描きためていた作品のようで、話がこの一冊では入りきらずぜひ2巻目を出したいと切望されている模様…w
    出版する側にもいろいろ事情があるんですね。
    ここまで読んだ内容を覆してしまうようなものすごい展開があるということで、ぜひ続きを読んでみたい!と思います。

    須蛾子爵にはいろいろ驚かされました…
    主従関係の「あるじ」として完璧なルックスと傲岸不遜さを備えていて、ずっとこの印象が変わることはないと思ってたけど、最後にびっくりした…
    他人のセックスを笑うな、ってよくいうけど、須蛾の性癖には根深いものがありますね。

    コンラートはクールで大変ストイックな美貌の執事。
    でも、プラトニックラブとはちょっと違う…
    隠微で背徳的な何かがダダ漏れてる人です。
    絶対、幸せとかラブラブが似合いそうにないタイプww

    ぱっと読んだだけじゃ、デカダンスな雰囲気だけの話にしか受け取れない難解さがあるんですよね…
    エロ的には、濃厚で隠微でドキドキ感MAXにさせられます。背徳感バツグン!
    特に阿木乃男爵が絡んでからの3Pは圧巻です。
    久しぶりにこんな風にいやらしいHに遭遇したような…
    ただし、ちょっと古風なので、美しいけど懐かしさで胸アツになるという複雑な気持ちになりました。
    須蛾とコンラートの会話が本当に深くていちいち考えさせられるものがありました。含むものがハンパないです。
    こんな重みがあるセリフを連ねることができるのは、さすがだなと思ってしまいました。

    もっと続きが読みたいと思わせるに足る内容の作品でした。続きプリーズ!

  • 耽美だよなあ。ん〜、一回読んだだけでは理解しがたい。

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