ボケない「長寿脳」の作り方 ~ドキドキ、ワクワクが鍵だった! (宝島社新書)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800220523

作品紹介・あらすじ

最近、置き忘れやしまい忘れ、物の名前がなかなか出てこなくなっていませんか。もしかすると、あなたはMCI(軽度認知障害)かもしれません。MCIは認知症の前駆症状です。しかし、自覚があるなら大丈夫。この本を読んで、心拍数ウォーキングやドレミDE体操などのデュアルタスクを実行し、地中海料理に親しめば、あなたの脳はしっかりと長生きしてくれます。ただし、マンネリになってはだめです。いかに簡単に、いかに効率よく、ボケない「長寿脳」を作るのか。国立長寿医療研究センター、筑波大学、認知症介護研究センター、須坂市など、認知症予防の最先端を取材してきた著者がその秘訣を公開します。

感想・レビュー・書評

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  • アルツハイマーを始めとする認知症になってしまったら、現代の医学では回復できないが、置き忘れやもの忘れ、人の名前が出てこないなど、MCI(軽度認知障害)なら、認知症予防も回復も可能なので、どうすりゃいいのか?という内容です。

    脳の活性化には有酸素運動と、デュアルタスク、といったあたりがポイントになるようです。

    ただ、ピンピンコロリの里の紹介であった、みんなで集まってなんとか体操・・・とかは御免蒙りたいですが、それ以外のドキドキ・ワクワクの人生は、まずまず実践できていると思うけどなぁ。相方(家内)に読んでもらいたい本ですなぁ。



    (2014/5/13)

  • 親が団塊の世代なのでドキッとすることばかりだった。

    2020年から「超高齢化と多死時代」の歴史上経験したことのない社会に突入する。
    団塊の世代が高齢化により認知症1000万人時代の到来する。
    認知症急増社会。
    MCI→軽度認知障害のこと。 
    アルツハイマー、「不可逆的」に症状が進行する。ゆっくりと。

    意味密度を濃くする後天的な力→「語彙力」と「読解力」→認知症予防にも効果的な「読み聞かせ」(高齢者にもよい)=118ページ=

    おととい日記、レシートを見ずに家計簿に支出を書き込む(なるべく思い出すようにする)

    地中海食…不飽和脂肪酸含むオイル、オリーブオイル。野菜、豆、野菜を多く。牛肉乳製品(牛乳)少なく、アルコールは適量。オリーブオイル<国産エゴマ
    減塩→スプレーしょうゆがGOOD。

    AGE(たんぱく質の劣化「糖化」)
    焼く、炒める、揚げる…AGEが爆発的に増加。なるべく自然に近いかたちで摂取するのが理想。煮る、蒸す、ゆでるの方がよい。=141ページ=

    デュアルタスク(有酸素運動+計算など頭を使う)
    ゆび体操
    心拍数は110~130(50代)
    ドキドキ、わくわく刺激があった方がよい。

    紹介されていて気になった本→『脳を鍛えるには運動しかない』/『100歳の美しい脳』

  • 文字通り、高齢になってもボケないようにするにはどうすれば良いかを説いた一冊。

    既に物忘れが気になる自分としては、とても参考になった。

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著者プロフィール

医療情報研究所代表。出版社勤務を経て、2000年から医療ジャーナリストとして活動を開始。写真家としての経歴を活かし、フォトジャーナリズムとして数多くの医療フォトルポルタージュを発表。2000年より日本医学ジャーナリスト協会会員。2003年から2018年現在まで15年以上にわたりフジテレビ系列情報番組「とくダネ!」、加えて2015年からは「みんなのニュース」、「プライムニュース・イブニング」にて取材・出演・監修を務めている。主な著作に『ボケない「長寿脳」の作り方』(宝島社)、『認知症予防のための簡単レッスン20』(文藝春秋)、『うつを治したければ医者を疑え』(小学館)などがある。

「2020年 『誰も言わなかった新型コロナウイルスの本当の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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