頭を下げない仕事術

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800231475

感想・レビュー・書評

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  •  頭を下げるという考え方の違い、単に何も考えない頭の下げ方ではなく、自らの主張を込めた頭の下げ方(相手への尊重)をもって自分の主導で物事を解決していこうという事なのかな。

     簡単なようで難しい、積極的な行動力を手に入れたいものである。

  • 戦略を仕事で使った自伝。
    ・仕事の基本は「ど真ん中直球勝負」
    ・可能性の無視が最大の悪策
    ・仕事の第一歩は徹底した「情報収集」
    ・情報は「裏」まで知らなくては意味がない→実社会ではなんの役にも立たない
    ・情報はまず「人」から発せられる→情報の発信源にあたる。→なぜこの情報が生まれたか、どういう意図をもって流されたか「裏」がわかる。→生きた情報になる
    ・ペーパーチェイスの限界→「情報収集」だけでは本当に欲しい情報は得られない。→公文書を記した「人」と直接会ったとき、道が開けることがほとんどだった
    ・人間は「知」→「情」→「意」でしか動かない
    ・素朴の違和感を大切にする→米の品質検査への疑問→人工衛星で、米の品質管理のアイデア→活動している人工衛星の数、搭載カメラと解像度、撮影経費、為替相場を調べた。→人工衛星選定後、代理店にグラインドへ売り込むためとして試しに撮影してもらった。
    ・相手を喜ばせる人脈術→教えてくれ、助けてくれだけでは不快になるものも、楽しい時間を一緒に過ごしましょう、一緒にうまいものを食べましょうと言われたら嫌でなく、喜んでもらえる。
    ・強烈に、鮮明に、成功のイメージを描く
    戦略を立てている計画方針
    あらゆる仕事には侵略が必要
    スケジュール作り
    戦略に欠かせない目標設定効果測定とは
    預言者の言うことには耳をかさない方針
    交渉ではお願いしない
    はじめに相手の喜びを考える
    条件を突きつけない

  • 自分の中での行動力が落ちてきたと実感している時に、
    ちょうど良い本に巡り合った。

    こういう思いついたことを実直に、疑わずに、
    実行する人って本当に少ない。

    行動こそが正しいのだと、改めて実感させてくれたし、
    自分の行動ももっと最大化できるのだと教えてくれた。

    現在、石川県に住んでいるので、一度お会いしたい。

    ★KEY POINT
    ・仕事は、”熱量”で決まる。
    ・誰かへの協力は”質問”で尋ねる;Yes を引き出すのは、質問。
    ・相手へのメリットは、自分が面白い人間だと思わせることにもなりうる。(楽しい経験をさせてくれる人間だと思わせる。)
    ・人を動かすのは、知→情→意。知りたいと思わせるのは、面白いかどうか。
    ・何事も人体主義(人の体を基準)で考える。

    • Pecteilis radiataさん
      お会いできましたか?
      著者も言っています。会いたいなら行動をしろと、そう言い切っている人なのだから、連絡を取ればあってくれるはずです。でなけ...
      お会いできましたか?
      著者も言っています。会いたいなら行動をしろと、そう言い切っている人なのだから、連絡を取ればあってくれるはずです。でなければこの本の価値は一気に落ちるとおもいます。
      結果は如何に!!


      2019/07/24
  • あー、そうかー、という程度だが、情報技術については参考になった。

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著者プロフィール

1955年、石川県羽咋市生まれ。科学ジャーナリスト、日蓮宗妙法寺第四十一世住職、立正大学客員教授
テレビの企画構成作家として『11PM』『プレステージ』などを手がけた後、1984年に羽咋市役所臨時職員になり、NASAやロシア宇宙局から本物の帰還カプセル、ロケット等を買い付けて、宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」を造り、話題になる。1990年に正式に職員となり、2005年、農林水産課に勤務していた時に、過疎高齢化が問題となった同市神子原地区を、年間予算わずか60万円で立てなおすプロジェクトに着手。神子原米のブランド化とローマ法王への献上、Iターン若者の誘致、農家経営の直売所「神子の里」の開設による農家の高収入化などで4年後に“限界集落”からの脱却に成功させる。2011年より自然栽培米の実践にも着手。2016年4月から立正大学客員教授、新潟経営大学特別客員教授、妙成寺統括顧問や富山県氷見市で地方創生アドバイザーなどとしても活躍。著書に『ローマ法王に米を食べさせた男』(講談社+α新書)、『頭を下げない仕事術』(宝島社)。

「2016年 『日本農業再生論 「自然栽培」革命で日本は世界一になる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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