- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800257086
感想・レビュー・書評
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それなり。
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「VIA-IS」強みの無料診断
Three good things
ジョブ、キャリア、コーリング -
クローズアップ現代にも紹介された著者。
ストレスから来る不調や極端なことをいうとうつ病に
ならないようにするためには、ストレスをなくすのではなく、
ストレスに対する現在の耐性を理解して、
ストレスと上手く付き合っていくことが大切。
ストレスと向き合って付き合っていく術がレジリエンス。
もともとは「歪みを跳ね返す力」という意味らしい。
リーダー等上の立場に立てば立つほど、
ストレスと向き合う機会が増えて行くので、
レジリエンスを理解してストレスに潰されないようにしよう。
【勉強になったこと】
・ポジティブシンキングの弊害は現実を直視していないこと。
そうではなく、現実をありのまま受け止めて困難を克服する
ことが重要。
それが出来るのが、レジリエンスが高い人で、
特徴としては、
①現実を直視する
②物事をしなやかに柔軟に捉える
③合理的な思考を持つ
の3つの姿勢を重視しているところ。
・過去の体験からぶれない自信を作り、
自分の特徴・強みを理解することから始め、
周りからサポートを得られるような仕組みや、
感謝する気持ち・将来を前向きに捉えることが大事。
これがレジリエンスの4大心理的資源。
この中でも自分の強みを理解して活用出来ることで、
最もストレスと向き合うことが出来るようになる。
・自分を犠牲にしてまで相手を助ける必要はなく、
自分を大切にしながら相手を助けるようにすること。
自己犠牲はストレスにつながる。
・失敗や逆境体験が多い人ほどレジリエンスは高くなる。
ただし、振り返りや反省をすることが前提。
・抗ストレスの秘薬セロトニンは涙を流すことで分泌される。
なので、感動する映画やドラマを見て泣くのは効果的。
・素晴らしい仕事をするには自分のやることを好きに
ならなくてはいけない。まだそれを見つけていなければ、
探すのをやめてはいけない、安住してはいけない。
心の問題のすべてがそうであるように、
答えを見つけたときは自然とわかるはずだ。