2時間で折れない心を手に入れる アドラー心理学

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800259967

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  • ○アドラー心理学の考え方は7つの要素からなっている
    認知論→全ての人は、事実を自分の主観という色眼鏡を通して認知している
    自己決定性→人間は過去の経験や環境にとらわれることなく、自分で未来を決定できる
    目的論→人間の言動や行動は、「原因」によってではなく、「目的」によりなされている
    全体論→心と体、感情と理性は切り離せるものではなく一体
    対人関係論→横の関係になる
    共同体感覚→所属感を育むこと、自分自身を受入れ、他者を信頼し、他社貢献を行う
    勇気づけ→自分を勇気付けられれば強い心を手に入れれる
    ○人間が人生において取り組まなければならないタスクは3つある「仕事のタスク」「交友のタスク」「愛のタスク」
    ○共同体感覚を持つことで自分を勇気付けられる
    ○与えられた環境をどのように捉えるかは、その人自身に委ねられている
    ○相手を言い負かすための「権力闘争」からは降りるべき
    ○世間の勝手な基準に合わせて「○○でなければ」と考える必要はない
    ○自分が普通であることを受け入れることができれば人生は楽になる
    ○他人の言葉で自分の行動を決めつけてしまうのは勿体無い
    ○マウンティングは他人への優越性を出してる証、劣等感は自分自身に向ける
    ○考えないようにしようと思えば思うほど、人間は思い出す。大事なのは前に進むこと。新しい経験で上書きするのが大切
    ○重要なのは「なぜ」ではなく「何のために」
    ○パートナーに「保護者求め」をしてはいけない。相手には求めすぎてはいけない。自分が何をしてあげられるのかを考えるのが大切。重要なのは相手に何を求めているのかを素直に伝えること
    ○人はそれぞれに課題がある。他の人の課題に顔を突っ込んではいけない。他人のために頑張りすぎる人はこの課題の分別ができていなく、承認欲求が強い
    ○自分から周りの人達についてもっと理解しようとする。相手に求めるのではなく自分から理解する

  • 落ち込むことが多い傾向があるのですが、どう解決していくのか心理学で対処法が確立されていないかなと思い手に取りました。
    答えは。高すぎる目標を持ちすぎていないか?というものだった。確かにその傾向のがありびっくり!段階的な目標を設定し、それをクリアすることで自信をつけていくことを学びました。

  • 起こったことをどう捉えるかで事実も変わる。


  • 「嫌われる勇気」の後に読んで、アドラー心理学についての知識が整理された。

    不幸でいる人は不幸である部分を探して不幸に酔う、悲劇のヒロインごっこをしている。当の本人に伝えたら認めないだろうが、核心であろう。

    他人の評価に敏感であったため、無責任である他人や周囲に自分の人生を委ねていたということが、勿体なことをしていたと感じる。今からでも自分の人生を生きていきたい。

    課題から逃げる傾向にあったのでこれからは「悩む」ではなく、どうできるかを考え「困る」スタンスを大切にしていきたい。

    何故という問いは目的論の考えでは、課題の解決において重要ではなく、「何のために」「どうするか」かが有用である。

    また、目標よりもその先の目的を考えることで物事を大局的に捉えていきたい。

  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/287945

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著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学卒業。1985年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立。代表取締役。アドラー心理学カウンセリング指導者、上級教育カウンセラー。2つの大学のほか独立行政法人系の看護学校の非常勤講師を歴任。
著書は『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)、『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』(かんき出版)、『男と女のアドラー心理学』(青春出版社)など多数。

「2017年 『看護師のためのアドラー心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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