- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800261151
感想・レビュー・書評
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クローゼット断捨離のため、自分基準を作ろう!と積読棚から引っ張り出す。
昔、美人百花など女性雑誌から切り取って、自分のお気に入りファッションbookは作ったことはあったのだが、今見直すと、自分のライフスタイルや体形の変化により、ときめかなくなっているものも多かった。
この本は、徹底的に「なりたい自分」にふさわしいファッションをする。ということをテーマに5つのワークを行う。
◇面白かったワーク
あんな風になりたい人をあげる…
具体的に上げると難しかった。推しの芸能人がいない身としては結構悩んだかも。
例として綾瀬はるかや新垣結衣などが挙げられていたけど、芸能人だと、スタイルなど外見的な美しさに注目しがちでなぜ彼女みたいになりたいのか、まで深く考えたことなかったかも。
優しい雰囲気にあこがれるのか、気品ある受け答えに惹かれるのか、スリムな体形が単純にうらやましいからなのか、なぜ好きなのか考えると自己分析になり面白かった。
私の場合は「さわやかな美しさとカッコよさの共存」がキーワードだった。
服だけではなく、髪や顔も大事な要素。
服50、髪30、顔(メイク)20とのこと。
耳が痛い…。コロナを言い訳に化粧や髪型は何もしてない…。
◇パーソナルカラーに縛られないで
パーソナルカラーは多種人種が集う欧米理論であり、黒髪黒目が集う日本で多少の濃度の違いで印象が変わるわけではない…とのこと。
自分はイエベだから青は似合わない、ピンクは似合わない…など周りはそこまで見ていない。
その人が自分に対してフェミニンぽいイメージを持っていたらピンクを「似合うね」と言うし、サバサバした印象の人がフレアスカートを着ていたら「イメージと違う」と言うだろう。
すべては自分のセルフプロモーション次第。
好きな色だったり、見せたい色を着ればいい。
→それはそうだなと思う。パーソナルカラー動画を見ていて、こんなに違う!とか言うけど、二人とも似合ってるけど…?と思うことが多い。
他人だから余計にそう感じるのかな。
また、自分の好きなところだけじゃなく、嫌いなところを”ひとつまみの塩”として個性にしちゃおうというのがポイント。
いやはや、自分の性格や見た目の嫌いなところが出るわ出るわ…外見的なものも内面的なものもコンプレックスがいっぱいあるなぁ。
受け入れたつもりだったけど、やはりずっとガッチリ、ゴツイと言われ続けた故か、華奢な骨格に憧れがあり、関節や肩幅、輪郭などDNAレベルでどうにもならない箇所に目がいきがち。
(毛関連は科学の力で何とかなるのでコンプレックス解消済(笑))
あと、年齢とともに、好きな色・デザイン重視でなく、着心地や洗いやすさなど実用的な部分も重要視するようになったので、そういった観点もやっぱり大事なんだなぁと実感。
だってしわになりやすかったり、手洗いのみとか面倒だと着なくなるから…
理想の暮らしは、毎回手洗いして丁寧な暮らしをしているんだ!と目標を立てたとしても、続かなかったら夢も破れる。
上着だけ…とか、できるところから始めるのも大事かなーと思う今日この頃。
とりあえず、ドットやペイズリーよりストライプや中くらいの花柄の方が好き。
パンツなら上はボウタイブラウスとか、ストライプシャツならスカート履くとか…
超クールなアメリカンキャリアウーマンスタイルにあこがれた時もあったけど、もうピンヒール履けないし、甘辛ファッションの方が理想に合う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
パーソナルカラーの起源
ニューヨークのショッピング街にやってくる買い物客は10人十色
基準を作るために
カラーミービューティフルという理論ができた
日本人はそんなに変わらないからあまり意味をなさないのにそれに縛られてばかりではもったいない。
周りからどう見られたいか、2.3年後の理想の自分が着ている服を想像する。
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ファッションコーディネーターの著者による服選びの考え方の本。「服は内面を磨き、自信を育て、内面は見た目を反映して魅力的になる」をモットーにアパレルやスタイリスト関係者に服飾教育を行っている。
個人的には、東京のシューズブランドのジェリービーンズのブランドを立ち上げた人だと聞いて驚いた。ジェリービーンズは、今までさえなかった神戸の靴が、ジェリービーンズの企画力によって、神戸のシューズ業界はこんな魅力のある靴をつくる力があったんだと驚いたブランドだったからだ。
本題である本の内容は、理想像の自分を明らかにして条件を書き出し(私ジェニファーちゃんの明確化と意識化)、それにふさわしいコーディネートを想定してコラージュを作成して具体的な目にみえる形にして、それに沿ってコーディネートをしてクローゼットの衣服を整えていくもの。
衣服は自分と他者とのコミュニケーションツールであり、他者にむかって「自分はこういう人です!」とアピールするための表象・記号・言語である。だから、今の自分を衣服で表現するのではなく、なりたい自分を衣服で表現する。
題名にあるとおり、服によって人生が変わったらもっと面白いし、その真偽は今の私にはわからないけども、服によって自分に自信をもったり、服によってコミュニケーションをするという部分だけでも、自分と服の関係をみなおすいい内容だと思う。服は単に身体にまとうもの以上の存在であるというこの本の主張はとても面白い。
読んでいて、ひさびさにとても楽しいと感じた本でした。 -
何を着るかで人生は変わる を読んだが登録されていなかったので同じ著者のこちらの本にて仮に登録。
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なりたい自分になる服を選ぶ☝︎
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似合う服、似合う色という思い込みをなくして、「なりたい自分」に見える服を着る。
テイスト別、色別で小物をそろえていこう。