- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800273475
感想・レビュー・書評
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ハッキリとした結末が分からないということで、それを良しとするか、モヤモヤするからイヤだという意見で真っ二つですね(笑)。
小説(映画)としてならば真実を明らかにして欲しいのは読者としては当然の感想でしょうが、でも実際の犯罪で全て裁判で真実が明らかになるの?と言われれば、いまだに分かっていない事件も数多く残ってます。和歌山のカレー事件とかもそう。今、世間を騒がしている松本人志さんの報道だって、おそらく最後まで本当のことは闇の中でしょう。
その意味では、わからないまま裁判にかけられる、という現実世界のリアリティはあるのかも。
最終的にはやはり好き嫌いになるんだろうけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画のノベライズ本である。
だから当然だとは思うけれど、読んでる間、頻繁に役所広司と福山雅治と広瀬すずの顔がよぎった。
映画のノベライズ本である。
だからなのか、小説として面白いのかは分からない。
三隅が、僕の頭の中で、役所広司の圧倒的な演技を伴って迫ってくるからである。
役所広司以外で、この役をできる人がいるだろうか。
柄本明。
香川照之。。
小日向文世。。。
全然違う作品にはなるだろうけど。
映画のノベライズ本である。
だから、映画の中で、映画的に表現された「行間」を汲み取れていたか、読むことで答え合わせになりますね。 -
最後の結果がモヤモヤして終わりました。
広瀬すずちゃんの演技が気になるから映画見てみようかなぁ、 -
んーー。もう少しはっきりさせてほしいところが幾つかあったかな。
重盛の娘と重盛の関係とかその後が気になるし。
この手の内容にしては少しハラハラドキドキも足りなかった。
ただ役所さんやすずちゃんがどんな演技でこの映画がつくられてるのかなーっていうのはとっても気になります。
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映画は観ていない。
なので、ストーリーを全く知らずに読み出したのだが。。
展開のリズムがよいのか、スラスラ読めるし面白い。
ただ、「で。。結局、どっちが真実なの?」と、思ってしまう。
自分の読解力では、太刀打ちできない結末。。。
映画を見ていたら、わかったのかしら? -
2022.6.27-532
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映画を観て、結末に?????しか残らず、原作を読んでみた。
読んでみたものの、どれが真実でどれが偽りか混乱しながら読み進め結局?????の謎は解けないままラストへ。
三隅は空っぽの器。誰かの殺意を察知すると、その空っぽの器に殺意を入れて実行する。
自分的にはこれが一番しっくりきたが、何ともモヤモヤしてしまう。 -
結局、わからないままでした。
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読みやすかった。結末はモヤモヤしたくない。