投資バカ ~50歳を過ぎたら取ってはいけないお金のリスク (宝島社新書)

著者 :
  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800286369

感想・レビュー・書評

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  • 著者はメディアでよくお見掛けする荻原博子さん。人生は二毛作、三毛作で収穫しよう、50代、60代で決まる、といったメッセージはよかった。また、私たちは手厚い公的な保険があり民間の保険が本当に必要か考えるべき、というあたりも納得。
    本書は2018年刊行。この当時良くいわれていた、オリンピック後に不動産価格はかなり下がる、といったことも書かれている。今の不動産価格の超高騰な状況をみると多くの人が先を読めてなかったのだなと改めて認識。先を読むのは難しい。

  • でも、うん、まあ、どうなんでしょうね。
    お金については色んな意見がありすぎて。
    余計に迷うけど、確信もてない限りは、
    色んな意見を読むべきなんでしょうね。

  • タイトルで購買層を狭めてしまってますが、中身は全年齢の方が読むべき投資商品の本質の解説本。介護、相続の話まで及んでお金の話をしてある分、他の類書より親切。FPの勉強用にも良い内容です。

  • 物事の裏を読めない、人の裏を読めないと思う人は、投資なんてする必要は無い。真っ当に、裏を読まずに生きていけば良い。
    返済に勝る運用なし、豊かな老後は住宅ローンが無いことで成立する。
    期間短縮型で行う。繰り上げ返済は実行した人は全員が得をできる。
    生きている間に親から財産を貰うことを、贈与と言う。
    亡くなってから親の財産を引き継ぐことを相続と言う。
    家計の基本は借金減らして、現金増やせ!
    老後の9割は50代で決まる。今、頑張れば、後がラク(住宅ローン返済)

  • 投資の話かと思ったら、保険,住宅ローン,相続等の様々なことが知れたので図らずして満足度の高い内容となった。初の著者の本でしたが、文章から伝わるパーソナリティが苦手。そこがネック。

  • わかりやすい

  •  流行りの個人投資に警鐘を鳴らす本。

     投資を推奨する主体(主に銀行等)の思惑などを語っている。

     実際、成功して持てはやされるのはごく一部。

     それ以外の大多数は悲惨な事になる可能性が高い。

  • 国も国民に投資を勧めるなど投資が再度ブームになりつつあるが、安易な投資は失敗を招く可能性が非常に高いと筆者は警鐘を鳴らしている。
    物事は一方向からではなく、いろんな方向から見るべきであり、そういう意味で投資のリスクを解説し、それ以外の資産の増やし方を示唆している点が良かった。ただ、説得力に欠ける部分が多かった。

  • 投資は世界経済が成長しているときにするもの
    インフレになってからでも間に合う
    金融機関の思うつぼにはまる

    IDECOのデメリット
    ①60歳まで引き出せない
    ②年間2~5千円の手数料
    ③節税メリットのない主婦なんてもってのほか
    ④小規模企業共済の方がまし(資金繰り)
    ⑤公務員の4階建てに

    NISAのデメリット
    ①5~10年で必ず引き出す → 損を塩漬けできない(100→80)
    ②その後値上がりしたら 差額に全部税金がかかる (80→100)トントンでも!

    積立商品
    ①高くても買わないといけない
    ②手数料がかかる

    定期分配型投資信託 → 複利効果がない
    ハイイールドファンド → 破綻寸前債権
    新興国株式ファンド → 発展途上国
    仕組み預金 → 満期日を変更される、途中解約になると元本割れ
    純金積立 → 2.5%の手数料を回収するには1割以上の値上がりが必要

    生命保険はアフターフォローのない商品 ⇔ 損保
    公的保証を再確認して、必要な部分を補てんしましょう

    東京不動産事情
    売却時の1月1日時点で所有期間が5年超になる(長期譲渡)
     → 2019年あたりから売却か

    マイホーム所有者は50歳でローンと貯蓄額がプラマイゼロなら勝ち組
    60歳でローン残債1000万は危険

    2020年以降 築10年未満の中古マンション
    要介護3の優位性(特養に入れる12~15万)
    銀行カードローンの金利は年14%前後
     
    投資 投機 浪費

  • 非常に説得力があり、さっぱりします。

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著者プロフィール

1954年長野県生まれ。経済ジャーナリスト。難しい経済と複雑なお金の仕組みを、わかりやすく解説することに定評がある。一貫して庶民の視点で、生活に根差した独自の家計論を展開。多くの雑誌に連載を持ち、テレビ番組のコメンテーターらラジオ出演も多い。

「2016年 『荻原博子のやさしい家計簿2017』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荻原博子の作品

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