凹凸を楽しむ 東京坂道図鑑

著者 :
  • 洋泉社
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本棚登録 : 49
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800312662

感想・レビュー・書評

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  • タモリの本より詳しい。
    素晴らしいレファランス

  • 改めて東京の坂について見てみると、現代では坂名のもとになった景観が失われていることも多いが、そのなかで、坂名は周辺の昔の様子を知る手掛かりになっていることが多々ある。坂めぐりをきっかけにして街の歴史や変遷を知ることは、街に対する理解を深め、愛着を抱かせることにつながるだろう。ただ元来、暗闇坂や汐見坂は、坂のある路地が暗いことや、海が見えることからつけられた坂名で、当時はそうした風景を未来に残すためにその名がつけられたわけではない。「昔は見えていた」とか、「昔は○○だった」という坂ばかりになるのはとても残念だ。坂名の由来となった景色の保全も場合によっては考えられるべきではないだろうか。(松本泰生)

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著者プロフィール

早稲田大学理工学総合研究センター客員講師。1966年静岡県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学院理工学研究科博士課程修了。工学博士。2004年10月より現職。著書に『二十一世紀の日本のかたち─生命の網の目社会をはぐくむ─』(共著、彰国社)。

「2005年 『景観法と景観まちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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