新版 おしえて! 科学する麻雀

制作 : 福地 誠 
  • 洋泉社
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本棚登録 : 38
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800313454

感想・レビュー・書評

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  • 難しい数式やらグラフは理解できないのですが、主張の大枠を捉えることはできたかな。
    先制リーチの優位性、ベタ降り判断での放銃回避が強くなるうえで必要な知識になる。

    後は、順目毎の攻め・守りの見極めかな。これは詳しく覚えるには時間と経験が必要だと思うけど、判断基準が勝負中にあるのは、なんとなく打ってる人よりは勝負に先行しているのは感覚でも理解できる。

    まあ、現実で麻雀するとしたら気持ち高まって勢いでセオリーと違うようになっちゃうと思うけど(笑)

  • 科学する麻雀をわかりやすくしたもの。冒頭の、4人の候補者が女の子を射止める例え話はわかりやすいと思う。

    牌の危険度ランク分けとかもわかる。

    他のグラフはやはりわからなかった。

    リアルとネットでは牌の混ぜ方が違うから牌のきかたも違うのは当然。もし、一万局に一回だけイカサマされたら統計的に見抜くのは無理とのこと。

  • 【文章】
     とても読み易い
    【気付き】
     ★★★★・
    【ハマり】
     ★★★★・
    【共感度】
     ★★★★・

    これまでの麻雀指南書などに書かれている打ち方が、ビッグデータで解析してみると、統計的にはあまり意味のない打ち方であったり、逆に不利に働いたりする。

    ・統計的には、両面待ちや高めへの手替わりを待つよりも、先制リーチが有利。
    ・他家に先制リーチされた場合は、高めの1シャンテンでない限りは、ベタオリに徹する。
     ・勝負に行くかは、ビッグデータからの確率を元にした期待値で判断
    ・裏スジ、間4ケンなど、捨て牌からの読みはあまりアテにならない

    麻雀も所詮は確率のゲームなので、統計に沿った打ち方をすれば、なんとなくの打ち方よりは、勝率が上がると思う。
    けれど、綺麗な手や無謀な手を揃えて上がれた時の気持ち良さも麻雀の面白さかと思う。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。東北大学工学部通信工学科卒。北陸先端科学技術大学院大学情
報科学研究科中途退学後、中央省庁に勤務。2004年、ベストセラーとなる麻雀戦術書
『科学する麻雀』を出版。麻雀の科学的研究の第一人者とされ、各種学会で講演を行
う。元東京大学非常勤講師、デジタルハリウッド大学特別講師。2018年現在では、国
家機関を離れ、某研究機関にて統計学関連の研究に従事している。
Webサイト(本家)
http://totutohoku.b23.coreserver.jp/hp/
Webサイト「名言と愚行に関するウィキ」
http://totutohoku.b23.coreserver.jp/totutohoku/
Twitterアカウント @totutohoku

「2018年 『場を支配する「悪の論理」技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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