- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800910127
作品紹介・あらすじ
あの江戸幕末の時代に1発の銃弾も撃たず、1滴の血も流さず、600以上の村を甦らせた人がいた。面白くて一気に読める、七代目子孫が語った知られざる二宮金次郎一代記。
感想・レビュー・書評
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二宮金次郎の考え方を水車の動きに例えてわかりやすく説明してくれています。
印象に残ったのは、恩返し、恩送りの話。
ありがとうと当たり前の話。
すごくわかりやすく、いい話が書いてあった。
改めて自分の幸せを感じたり、周りのすべての人や環境ねへの感謝の気持ちを思い出させてくれる本でした。
take&giveの考え方はなぜか自分にも備わっていて嬉しい気持ちになった。
これからも今の幸せは当たり前でなく、ありがたいことだと感謝の気持ちを忘れずに、きちんと返していきたい、送っていきたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本を片手に薪を背負った姿がイメージされる、二宮金次郎(尊徳)。なぜ日本全国の小学校の校庭に二宮金次郎の像はあったのか? 彼は何を成し遂げたのか? 7代目子孫である著者が、その素顔を描く。
第1章 多くの人に愛され、育てられた金次郎
第2章 すべてはまず「知る」ことからはじまる
第3章 金次郎がぶつかった人間関係という壁
第4章 すべてのものにはプロセス=徳がある
第5章 報徳とはtake and give
第6章 「報徳」こそ目の前の現実を豊かにするための秘訣
第7章 どんなときも一歩踏み出すことを忘れなかった金次郎 -
■二宮金次郎
A.35歳の時、金次郎は農村再建の指導者としての活動に関わる。だが、村人の反対でうまくいかない。悩んだ彼は断食修行の末、2つの気づきを得る。1つは「再建の主役は自分ではなく村人」だということ。もう1つは「加害者は誰か」ということ。すなわち、うまくいかないのは反対者が悪いのではなく、自分が相手を責めていたからだ、ということに気づく。
B.金次郎は、困った時ほど、壁にぶつかった時ほど、怖れずに相手を「知る」ことをしようという。それは、解決のヒントは、必ず目の前の現実の中にあるからである。
C.「わたしの名をのこさず、おこないをのこせ」 -
「薪を背負って本を読む」像で有名な二宮金次郎。
あの姿が教えるのは勉強が大事だということではない。
あの姿で一番大切なのは、一歩踏み出した足。どんなときも行動することを忘れてはいけない。 -
■書名
書名:二宮金次郎に学ぶ生き方
著者:中桐 万里子
■概要
あの江戸幕末の時代に1発の銃弾も撃たず、1滴の血も流さず、600以
上の村を甦らせた人がいた。面白くて一気に読める、七代目子孫が
語った知られざる二宮金次郎一代記。
(From amazon)
■気になった点
・小さな現実観察を重ねよう。
・「自分が自分が」と固執することは時に私たちを疲れさせる。
・困ったときほど、相手を「知る」ことをしよう。相手に飛び込む
ことを大事にしよう。
・どうしていいかわからないのは無力ではなく「無知」なのだ。 -
give&takeっていうけど
もともとgiveと思えば
モチベーションもあがるかも
困難に一歩踏み込む、というのが
どうやって、踏み込むのか
それが、自分の課題かな
まず、知ることから始めよう