謎解き「都市伝説」

著者 :
  • 彩図社
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801306356

作品紹介・あらすじ

「テレビやYoutubeで話題の都市伝説、本当はどうなの?」

まもなく地球に大異変が訪れる、世界はある特定の一族に支配されている、世界最古の遺跡は宇宙人を祭るために作られた、南海トラフ大地震が起きる年は予測することができる……。
〝世界の秘密〟に触れる都市伝説が、「やりすぎ都市伝説」や都市伝説系などを呼ばれるYouTubeなどで人気になっている。はたして、それらの伝説は本当なのか。
UFOや心霊現象、超能力、超古代文明、未確認生物など、「謎解き超常現象」シリーズでこれまで数々の謎を解き明かしてきたASIOSが、世間を賑わせる都市伝説の謎解きに挑戦! 伝説誕生の経緯、伝説が生まれた背景、そして伝説の信ぴょう性などを調査、都市伝説の真相を明らかにする!

感想・レビュー・書評

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  • メディアやSNSで話題となる都市伝説を徹底検証。オカルト本は興味を掻き立てるだけですが本書は綿密な調査によりその起源を探ります。図版も豊富で楽しい。4.5章の調査が特に面白かった。都市伝説の真相を知りたい方におすすめの本です。

  • 安定のASIOSの検証本。今回も面白い!
    科学的・歴史的・論理的に明らかに誤りがあるものは検証で一刀両断するものの、
    主にWeb上(2ちゃん等)で広まった怪談や昭和期の妖怪は掲載情報を追ったり、流布の状況を確認する内容が多め。(廣田龍平氏担当のものがそれかな?)
    真相解明の爽快感はないものの、近年の怪談・Web上での噂も積み重なったものがあるというのは、これからの怪談・妖怪伝承の形を見せつけられたようで興味深かった。

    しかし、最近の陰謀論のバカ真面目さ・怖さ・残酷さには、これらのような民俗学的な面白さや『ムー』的なワクワクが少なく、より本気で信じてしまう人が多いのには…かなり脅威を感じてしまう。
    こういう検証本が開明になればと思う一方、人面犬!きさらぎ駅!超古代文明!と、嘘や単なる噂と判って楽しめる時代が終わりつつあるのだな…と一抹の寂しさもある。

    あと、どーでもいいですが、まさかこの手の本で「おねショタ」を目にするとは思いませんでした。

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著者プロフィール

2007年に発足した超常現象などを懐疑的に調査していく団体。団体名は「Association for Skeptical Investigation of Supernatural」(超常現象の懐疑的調査のための会)の略。超常現象の話題が好きで、事実や真相に強い興味があり、手間をかけた調査を行える少数の人材によって構成されている。主な著書に『謎解き 超常現象Ⅰ~Ⅳ』『UFO事件クロニクル』『UMA事件クロニクル』『超能力事件クロニクル』(彩図社)、『昭和・平成オカルト研究読本』(サイゾー)、『増補版 陰謀論はどこまで真実か』(文芸社)などがある。
公式サイトはhttps://www.asios.org

「2022年 『謎解き「都市伝説」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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