最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方 (サンクチュアリ出版)

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  • サンクチュアリ出版
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感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400788

感想・レビュー・書評

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  • 研究結果をもとにした内容になっているため、信じやすく、自分も試してみようと思えることが多く書かれている。
    現在は情報量が増えたことと共に、考えすぎてしまう人が増え、悩みばかり抱える人や疲労感が溜まってしまう人が増加している。
    「無意識」のときにパフォーマンスがアップするという研究結果があるようだが、無意識を作るためには考えずにぼーっとする時間も必要とのこと。
    情報をあえて入れないようにするのは、幸福度が上がって良さそうだと思った。

  • うーん、内容がありきたりすぎる印象です。

    スルスルと読み進められる柔らかさは良いと思いますが、あまり学びどころがなかったのが正直なところ。「はじめに」の数ページで言いたいことが凝縮されています。

    いつも思うのですが、説得力を持たせるために心理実験をエビデンスとして説明する本は多いですが(こういう状況下でテストをすると、何とこっちのグループの方が●●だったのです、というやつ)、それは必ずしも一般化できる事実なのかと少し白けてしまうことも多いのですよね。あとは歴史的事実か。帰納法として使うには事例が少なすぎだろと思ってしまう。

    エビデンスの説明に注力(連発)しすぎない方がいい、という学びですね。

    ---
    判断が早い、情報処理が早い人ほど忘れっぽい

    集中しているときには幸せを感じやすい。何かに熱中しているときには他のことを考えられない

    短時間で決めなくてはいけないときほど、情報に正しく優先順位をつけて、合理的に選択できる

    悩みの解決に向かって何かしら行動を起こした人は幸福度が高まる

    人は、正確な自己評価を得るためにしゃかいひかくをするあ。比べた方が認知効率が良いから

    過剰な比較をなくす一番の方法は、そもそもの情報量を減らすこと

    怒りの感情が湧いたとき、最初の4ー6秒をやりすごせれば、感情に流されずに冷静に物事を見られる

    カフェで仕事をしやすい理由
    1. コーヒーショップエフェクト(適度な雑音)
    2. コーヒー豆の香り(疲労回復、ストレス回復効果)
    3. ルーティン化による意識の切り替え

    部屋を移動すると記憶が忘れやすくなる

    砂時計を用意してお茶を入れている間、じっと砂を眺める

    私たちの幸福と健康を高めてくれるのは、いい人間関係。人数は関係なく、たった一人でも心から信頼できる人がいればいい

    コーヒーを飲むよりも階段をのぼろう

  • 今の自分の心情にすごくリンクしてくる本。
    思考過多な自分自身の性格と不安過多の現代によくマッチした本だと思う。

    どんどん読み進めていけた。

  • 考えることは人間ができる素晴らしい能力である。ですが、人間は不要なことまで考えすぎてしまい、不安を抱えて生きているのが現状である。
    この本はそういった不安との向き合い方、考え方について述べられている。

    私はこの本を読んで人間は簡単ではないというふうに感じた。例えば
    •静かなところのほうが集中できる
    •たくさん寝たから身体は回復する
    •集中するために決心し、やる気スイッチをいれる。

    一見当たり前のように感じるこういったことは当たり前ではなく、ざわついたところのほうが集中力が上がったり、運動をすることで疲労回復ができるなどがある。

    複雑であるがゆえに、考えすぎず、ポジティブに行動し、不安とうまく向き合いながら、行動していこうと思う。

  • 損しないように

  • 立ち読みしかしてないんだけど、これかなりいいことばっか書いてあった。人間にとっては考えすぎて良いことは無い、というお話し。無意識に実践できてることが多くて、あ、これで良いんだと自信を持った!!

  • 脳科学って「やっぱりそうだよね」と直感的に納得できることだらけで面白い!サクッと読めるけど日常に落とし込めることばかりで、すごくタメになりました。
    これまで植え付けられてきた根性論や精神論を信じて努力しようとしては挫折し、、の繰り返しで、何度自己嫌悪に陥ったことか。それらは私の人間力のせいではなく脳のメカニズムのせいなのだ!むしろ真っ当な脳みそ!ということにして、楽観的に未来を見据えたい。気になった項目をじっくり生活に取り入れて、実験のような気持ちで日々邁進していきたいです。

  • 様々な研究データを紹介しつつ、考え過ぎないで過ごすためにはどうすれば良いかを示してくれた1冊。1テーマに3ページ位の割り当てで、テンポ良く読んでいけた。興味のあるところを拾い読みするのも、面白いかもしれない。
    個人的に良いなと感じたのは、考え過ぎないように主眼に置きつつ、でも全然考えないのも良くないよ、という話を盛り込んでいた点。やはりバランスは大切と思わせてくれる。

  • 「目の前の事に集中できている人は幸せ」本当にそう感じる。やることの無い暇な時は、考えても無駄のような事を頭の中でぐるぐると考えて不安になったりするもの。今、目の前の何かに集中出来る事を探すべきだ。と思った。

  • イッキ読み…。
    いかに自分が考えすぎていて、ストレス抱え込んでいるかよくわかった!


    取り敢えずもっと運動しよ!

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著者プロフィール

堀田秀吾(ほった・しゅうご)
明治大学法学部教授。言語学博士。
熊本県生まれ。シカゴ大学博士課程修了。ヨーク大学修士課程修了・博士課程単位取得退学。
専門は社会言語学、理論言語学、心理言語学、神経言語学、法言語学、コミュニケーション論。研究においては、特に法というコンテキストにおけるコミュニケーションに関して、言語学、心理学、法学、脳科学など様々な学術分野の知見を融合したアプローチで分析を展開している。執筆活動においては、専門書に加えて、研究活動において得られた知見を活かして、一般書・ビジネス書・語学書を多数刊行している。「明治一受けたい授業」にも選出されるなど学生からの人気も高い。『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』 (サンクチュアリ出版)、『図解ストレス解消大全 科学的に不安・イライラを消すテクニック100個集めました』(SBクリエイティブ)など著書多数。

「2022年 『24 TWENTY FOUR 今日1日に集中する力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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