2度目の会話が続きません (サンクチュアリ出版)

著者 :
  • サンクチュアリ出版
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400979

感想・レビュー・書評

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  • 結構実践的かつ、サクサク読めた。

    相手に興味を持つ、相手がどう思ったのかなど、その人にしか話せない話を聞くことが重要だと思った。
    出来事の詳細を聞いても話す側はきっと楽しくないもんね。

    現代社会は会話の中でのタブーが多すぎてしんどいなぁ。

    2度目の会話の悩みとしてよくありそうな距離感の話も悩むのめっちゃわかるって感じ。

    以下、メモ。
    -----
    ・面接みたいにならないようにするため、自分のことも話しつつ距離を縮める
    ・もう思ったかなど相手の内面を聞き出す(相手自身を話題にする)と会話が弾む
    ・情報ではなくエピソードで話をする
    ・仕事の時の話のネタは仕事の話題が無難
    ・会話は感想を混ぜて楽しく話す
    ・共感できるものだとベター
    ・ネガティブ(自虐的)な話も冗談を混ぜてユーモアに
    ・話は何度も練習すると面白くなっていく
    ・恐れずに何度もチャレンジ

    ・話しかけない=興味がないと思われる
    ・天気やカレンダー、ニュースや動物など話のきっかけのネタとして使いやすい
    ・共感が大切。相手の話したいことを理解してテンポよく盛り上げる。
    ・リアクションは大きい方が会話が弾む
    ・相手の話すことを遮らない相槌が大切
    ・相手の話していることを映像化して楽しむ
     こちらの話すことも映像化を意識する
    ・共感力を高めるためには自分の気持ちをたくさん感じ取ることが大切。
    ・話の間も大切
    ・まじですか、やばいですねは軽薄なリアクション

    ・一気に話をしないことが大切
    ・途中まで話して相手のリアクションを待ちつつ、会話を盛り上げていく
    ・映像化できる話し方は、前提を話す重要なところは間を意識するといった工夫がされている
    ・語尾を伸ばさない、ハキハキ話す
    ・前フリで期待させる、(女心って難しいものですね…など)

    ・忙しいですか、よりも、〇〇さんほどの方だとたくさんお仕事がおありなんでしょうが良い。
    ・相手の話したことは覚えておけ
    ・相手の仕事に関する情報を得て、話のネタにすると相手の印象に残る。
    ・人をよく観察して長所や才能にたくさん気づく
    ・相手のいいところを話題にする
    ・テニスなど特定のテーマについて話す時、当事者に関わる話題を振ると良い
    ・相手と別れたら、情報その場でメモするなども2度目の会話に効果的
    ・〇〇さん、お久しぶりですなどは好印象

    ・優しさを取り戻して、相手への興味を持つ
    ・日常で以下の3つを意識するとよい
     人と目を合わせる
     いい天気だねとこちらからにこやかに話しかける
     相手の言葉に肯定的に返事をする
    ・怒りは人にぶつけない、まぁいいかで誤魔化す
    ・相手の気持ちに焦点を当てるとよい
    ・他人と違うところをネタにするとよい
    ・他人への興味の源泉は自分自身への興味から始める
    ・2、3度目の会話は深く踏み込む

    ・相手が口にしないことは触れない
    ・話したくないことを言われたら、お酒を断る時のようにするとよい
    ・口にはアドバイスしない方が良い。聞き手に回れ。

    ・おとなしい人はゆっくり話をすると参加してくれる。
     ペースを預ける。

  • いろいろなノウハウはあるんだけど、それに気づけるかどうかなんだよなあ。

  • 【ポイント】
    ★2度目にあった人と会話が続かない理由
    ・5w1hを使用した情報の会話は途切れやすい。相手自身に目を向け、相手の状況をかんがえ話題を作っていくのが重要。相手の気持ちや人間性に目を向けてみよう
    ・相手が持つ以下の四つの欲求を叶えよう
    1 自分の話にいい反応をしてほしい
    2 肯定的に話を進めてほしい
    3 私にもっと興味を持ってほしい
    4 あなたを知りたい

    ★何を話すのが正解か
    ・闇雲に質問するのでなく、自分の話を起点に相手の好きな話を引き出す
    ・自分の話は情報(肩書)ではなく日常のエピソードを伝える。情報+エピソードを意識すると吉
    ・大ネタより日常の小ネタに注目する
    ・日常の小さな幸せ、小さな不幸をピックアップすふ
    ・自分を出す=ちょっとした気づきや感情の変化を伝えること

    ★気軽に人に話しかけるには?
    ・話しかけない=興味がないと思われる
    ・深い共通点は探さなくてもよい。天気や、カレンダーはよい共通の話題になる
    ・天気などの小ネタを絡めて自分から話題作りをする
    ・少し自分の話をしたら同じ内容で相手に質問してみる

    ★共感力の身に着け方
    ・言葉よりもリアクション へー♪ えーっ!の受けの方が大事
    ・いいですね♪(ポジティブ) 困りましたね(ネガティブ) は非常に万能
    ・映画を見ている感覚で相手の話を聞く。映像が浮かんでくると感情移入しやすくなる
    ・まじですか やばいですね は軽い言葉なので使用しないほうがよい

    ★話上手になるには
    ・相手に映像が浮かぶように短く話すのが鉄則
    ・あいづちは相手が「映像がうかんだよ」といった合図。間が長いと感じても相手の相槌をまとう
    ・とっておきの話にはふさわしい前振りを用意する。良い前振りは「わかるようでわからない」

    ★仕事の二度目まして
    ・相手のことを立てながら会話をスタートする。
    ・ポイントは語尾を「ねぇ」と伸ばすこと。例:~なんでしょうねぇ
    ・一度目の会話で相手の意外な一面や力をいれていることを覚えておく
    ・その人が普段の行動で何気なくやっている「いいね」(才能)に注目する。
    ・話の主役を相手自身にする

    ★どこまで踏み込んでいいのか?
    ・自分から話題を振ることで、相手のoKラインを引き出す。
    ・聞きにくいことは、「〜なことは聞いても大丈夫ですか?」と聞く。

    ★グチの対応
    ・思考を「解決」ではなく「共感」にシフトする。
    ・私ならこうする。は一種のマウンティング
    ・解決よりも話を聞くことを意識する。
    ・どうしたらいいと思う?の質問には、あなたはどうしたいの?で返す。

    ★無口な人との会話術
    ・気持ちの入ったオウム返しをして、相手の言葉を待つ
    ・間を長めにとって、話をスローな展開で進める。
    ・リアクションは、長く、大きく、多めで
    ・褒める際は、事実にフォーカスして伝える。
    ・「プチ事件ある?」「プチ相談があればしてね」と声をかけると雑談も弾む

  • 二人きりのお昼休憩で会話のネタに困り、改めて『雑談』について考えた。
    上司や先輩後輩にも使える内容。
    雑談は高度なコミュニケーションであり、雑談ができると毎日がもっと楽しくなるだろう。
    無理して共通点を探さなくても、話題はそこら辺に転がっている。
    ふとした心の動きを感じ取って、会話のきっかけにしていこうと思う。

  • 無口な人多いかつ静かなオフィスで会話が続かないので読んでみました。情報の会話だと続かないのでそこに自分の気持ちを乗せてみること、会話は大きなものではなく他愛もないものでよいことも学びました。傾聴の部分は普段からできてそうだったので間違ってなくて安心。


  • 日常の小ネタ重視
    情報交換のためのものでなく、人となりの判断材料となるエピソードを話すとよい
    共感が大事 相手の気持ちになりきって話をしく
    実際にやってみた&相手に関連することをチェック
    出来事でなく相手を主役にした話をする
    メモの習慣
    興味は連鎖する
    自分から話題を振る
    解決ではなく共感
    本音を探る マウンティングに注意
    プチ事件、1番楽しいことを聞く

  • タイトル、目次で興味持ち、購入。

    著者の本は過去にも読んだことがあり参考にしていた。この本はそこから更に話を進める、あるいはちょっと話しにくい人に対応するといったこと含め、より具体的になっている。その結果、以前の本でちょっと無理ないか?と感じた点も、クリアになっていたように思う。

    また参考にしていきたい。

  • 目から鱗はないけれど、確かになーと思うことが集まってていい感じ
    パラパラ読めるので時間置いてまた読み返そうと思ってる

  • 体系的にまとめる気力がないので箇条書きでアウトプットしました。

    会話≠情報交換
    ⇨感情や背景をメインに会話をする

    1.いい反応をしてほしい
    2.肯定的に話しを進めてほしい
    3.興味を持ってほしい
    4.あなたを知りたい

    ・話題に困ったら少し自分語りをして情報を引き出す

    ・情報+エピソード

    ・小さいエピソードを話す

    ・鉄板ネタを練習する



  • ひとつひとつの項目が短く、読みやすかったです。

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著者プロフィール

1959年生まれ。(株)グッドコミュニケーション代表取締役。関西大学経済学部卒。熊本県天草市出身。1989年より、TALK&トークを主宰。大阪淀屋橋、東京有楽町、Zoomでコミュニケーション講座を開き、全国から生徒が絶えない。
「今日習った人が今日うまくなる」がモットー。
2023年より、コミュニケーションマイスター協会を開設。コミュニケーションの指導者も養成している。

著書はシリーズ累計120万部を突破した『誰とでも15分以上 会話がとぎれない! 話し方66のルール』(すばる舎)をはじめ、『またすぐに! 会いたくなる人の話し方』『※話し方で好かれる人嫌われる人』『※話し方がうまい人へたな人』(以上、三笠書房、※印≪王様文庫≫)など20冊を超える。

「2023年 『人の輪の中にスッと入れる話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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