- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801909571
作品紹介・あらすじ
『皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイして頂きます。この中には二人の人狼役がまぎれこんでいます。それ以外は村人。毎日二十時に、十人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から二時までの間に部屋を出て、村人の中から一人を選んで殺害してください-』今回の参加者は、全員が過去にも同じような殺戮ゲームを勝ち上がった経験者らしい。あたし、高野蘭子も同じ。家族を借金から救うために、もう一度このゲームに勝たなくちゃいけない。新しく追加された"キューピッド"と"恋人"のルールで混迷する状況のなか、"人狼"に加えて"恋人"の役職を得たあたしは、見え隠れする殺戮ゲームの運営側の気配を感じつつゲームの完全勝利を目指す…!
感想・レビュー・書評
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今回の主人公の役職というか陣営は恋人
キューピットという役職は初耳
キューピットはゲーム前に恋人二人を選ぶ
恋人は片方が死ぬともう片方も死ぬ
ゲーム終了条件時点で恋人が生き残っていた場合は恋人陣営の勝利
ってか、これは条件厳しくね?
相当うまく立ち回らないと生き残れない
恋人が村人×村人、村人×狼、狼×狼、それぞれに危うさを孕んでいるなぁ
村人×村人の場合は吊りと噛みのリスク
村人×狼の場合は人狼勝利条件達成時までの生き残りリスク
狼×狼の場合は片方の吊りで即試合終了リスク
一番ましなのは狼×狼か?キューピットも含めて役職乗っ取りが比較的容易
でもまぁ、その分吊られるリスクは増えるか
いやぁ~、絶妙なバランスだなぁ
そして今回の参加者は全員経験者&希望者
いやいや、頭おかしいでしょ
人狼ゲームは確率的には参加者の半数は死ぬぜ?
どこぞの陣営が安全策を取ったら残り3、4人
最悪は一人しか残らんぜ?
経験者なのによく参加する気になるね
いや、むしろ経験者だから自分の力を過信してるのかな
あと、今回は「吊り」は自分たちで行う
勝手に首輪は絞まらない
この設定、より殺伐としていいねぇ
最終局面、普通の人狼ゲームじゃなく、賞金ありのゲームらしくてよろしい
そう考えると、キューピットが生き残って勝つって相当難しいんじゃね?と改めて思う
そして、最後の展開
この後の作品に続きそうな予感がしてよろしい詳細をみるコメント0件をすべて表示