殿下の子を生んでしまいましたが卵だったので、フロシキに包んで逃げようと思います 竜の卵は溺愛の証明 (蜜猫文庫 91)

  • 竹書房
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801927797

作品紹介・あらすじ

ある日目覚めたらベッドの中に卵がありました。心当たりは竜の血を引くと伝説のある王子と犯した一夜の過ち…。バレてはいけないと慌てて逃げ出したけれど、なぜか当の本人に追いかけられて―――!?

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の溌剌としているようで、鈍く、思い込みが激しく、相手の話も聞かずに後ろ向きになるところには閉口したけれど、その分ヒーローがその辺をカバーできる思慮と誠実さがあったのが魅力的でした。
    それでも枕元に卵のようなものがあったからって、自分が産んだと思い込むのは無理があると思うけど。もう少し説明があっても良いのでは。
    無理があるといえば、クライマックスへの流れで敵役のひとことで世継ぎの王子がいきなり戦場に行かされるのもどうなんだ…大丈夫なのかしらこの国。
    ちょっと展開が強引だったりもするけれど、幼馴染カップルのラブラブが好きな人には良いのでは。
    個人的には人外要素を期待していたので、その辺は期待外れでしたね。

  • 起きたら卵を産んでしまっていた。シリウスに迷惑をかける訳にいかないから逃げよう。かなりすぐに決断したように見えるカタリナ。自分の夢を捨ててまで守ろうと決められるのはすごいと思う。猪突猛進すぎるところもあるけれど。
    そんなカタリナの予想外の行動に驚かされっぱなしのシリウス。カタリナのことをずっと捕まえているのは大変かもしれないけれど、どんなことがあってもシリウスはカタリナを手放さそう。

  • ヒーローの王子のキャラが良かった。堅物、清廉潔白かと思いきや、なかなかのムッツリスケベっぷり。初夜の事件もちと笑えるwしかし竜ってなんでだかわかんないが、なんか惹かれる。東洋の長細いのもまあ嫌いじゃないが、やはり西洋型が良い。んで小竜は可愛い!出番が少ないのが残念。

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著者プロフィール

著作に『初めましてこんにちは、離婚してください』(スターツ出版文庫)や、『宝石王子と五つの謎 おしゃべりシェパードと内緒の話』(スカイハイ文庫)、『博多あやかし食堂よろず』(KADOKAWA)をはじめ、作品多数。描き出す作品は、生き生きと魅力あふれるキャラクターたちの掛け合いが読者を惹きつけてやまない。

「2019年 『織ノ王国物語 ~七番目の王子と忠誠の剣士~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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