京都怪談 猿の聲 (竹書房怪談文庫 HO 567)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801932111

作品紹介・あらすじ

京都にゆかりある作家が集う京都ならではの実話怪談集第2弾!いにしえの恐怖から現代京都の怪異譚までを書きつくす裏ガイドブック。

感想・レビュー・書評

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  • 本当に本当にめちゃくちゃ面白かった!!
    実話怪談好きもそうじゃないひとも普通に面白いと思う!
    好きなはなし。
    三輪チサ『どろり』『部屋にいたのは』『夜の西陣』
    緑川聖司『公園』『へらへら』『ぼそぼそ』『あそぼ』『十三まいり』
    Coco『知らない歌』『京都のヨジババ伝説』『お祖母ちゃんの話 木札』『お化け屋敷プロデューサーの体験談』
    舘松妙『船岡妙見奇談』『金地院の亀』『赤壁の家』
    田辺靑蛙『まとわりついている』『猿の聲』『八幡の鯉』『K大学にまつわる話』『胡瓜封じ』

    めちゃくちゃ怖いと思ったのは『公園』。薄い赤茶色の壁をした四棟並びの府営住宅。『あそぼ』が繋がっているのも怖いです。
    あと『十三まいり』は今もきっと続いているし、このはなしをしたひとはどんな気持ちなんだろう。
    『赤壁の家』は読んでほしいひとがいる。このはなし絶対好きなはず。歴史とおぞましい過去と悲しみのはなし。
    『猿の聲』『胡瓜封じ』も怖かったです。軽い気持ちでひとを呪わないこと。
    本当に怖いです。
    この本はまた読み返したい本棚にいれておきます!

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著者プロフィール

作家。『関西怪談』『大阪怪談』『魂追い』『あめだま』など著作多数。

「2023年 『関西の怖い街』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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