薫-くゆる- (バンブーコミックス Qpaコレクション)

著者 : ミギノヤギ

• 竹書房 (2019年5月16日発売)

作品紹介・あらすじ

過去のトラウマから、男の匂いがダメになってしまった七々瀬は
セックス中でさえマスクを外すことが出来ずセフレに飽きられ逃げられる日々。
消化不良の性欲を持て余した先で適当にひっかけたのは、
元彼によく似た香りを纏った男。

名前も知らないその男との行為中、自身の"内"に踏み込まれ
思わず拒絶し逃げ出すも、数日後 良い香に誘われ入ったお香屋にいたのは
店のオーナーである先日の男・桂で――…!?

いくら突き放し拒絶しても懲りず傍にあるそのぬくもりに、
過去に閉じたままの心が絆され融けていく――。


包容力のある掴みどころのない優男×傷を抱えたマスク美人
「匂い」の"克服セックス"

"トラウマ"が、"発情"にかわる――

抜群の世界観と圧倒的センスで描く
期待の新人ミギノヤギ、待望のデビューコミックス！

感想・レビュー・書評

[瓦屋さんさんの感想 · 2021年11月7日]

えっちが好きな受けは可愛い。

[瀕さんの感想 · 2021年5月6日]

描き下ろしのエッチがやらしい！！
2冊目の「茅花かす陽」を先に読んだので、第一印象はまた違うタイプの話だなって思ってたのに、ファンタジー感は薄くなってるけど、一貫した癖（へき）をお持ちだと理解。どんどん深みに連れていって欲しい。

[komaさんの感想 · 2019年9月1日]

元彼の仕打ちがトラウマとなり男のにおいを受け付けなくなり常にマスクの受。攻の包容力は素晴らしい。それにしても職場とか元彼の居場所とかすぐ見つけすぎだろ

[ぎょうざさんの感想 · 2019年6月11日]

包容力系×トラウマ持ち。
表紙の絵から美しい〜そして装丁も好きな手触り〜
流れは分かりきって安心して読める内容と流れやけど、攻めも受けもキャラクターがすごくいいし、きゅんきゅんやしなんやかんや元カレもまあまあいい奴でハピエン主義にはもってこいな作品でした。

[oさんの感想 · 2019年5月25日]

pixivで試し読みして、トラウマ受けと体調不良ネタが大好きだから買った。
優しくて包容力があって大人な攻めと、元彼が原因で男の匂いがダメ(吐いたりする)でいつもマスクしてるキレイ系バリネコ受け。
めちゃ甘い。思ったより甘かった。しょ、少女漫画や…と思った。
ストーリーはわかりやすいというか、テンプレっぽいというか、元彼が出てきたりもして一応波乱はあるけど、わかりやすい直線、みたいな。話がすごい面白い！という感じではない。そもそも、そのへんに特化した漫画ではないと思う、キャラの属性、フェチ、そゆとこに特化した漫画だと思う。
Qpaなのでま〜〜毎度やってて、なので正直ふたりの感情、特に攻め→受けの気持ちはそこまで理解できなかった…理解すべきものとも思わないけども…
受けちゃんは猫みたいでかわいいし、攻めも安心感あるし、不安感のないBLだったな。「よかたね〜☺️」て感じ。