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- / ISBN・EAN: 9784801966567
作品紹介・あらすじ
社内の忘年会の後、気がついたら知らない部屋で部下の杉本に挿入されていた早乙女。
酒のせいか前後の記憶がまったくなく、このことはお互い水に流そうと提案するが、
杉本から思わぬ愛の告白を受け、更には叶わぬ恋と諦めていたのに早乙女から迫られ体の関係を持ったと告げられた!
このかみ合わない原因は前日の余興でかけられた催眠術のせいらしく!?
あいつのことばかり考えてしまうのも
触れただけで赤くなるのも
全部、催眠術のせいなんだ!!
【収録作品】
催眠術なんて信じない!!
催眠術なんて信じない!!2
土中の繭(前編)
土中の繭(後編)
顔(描き下ろし)
感想・レビュー・書評
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☆4.0
表題作は表紙のイメージと違ってオジサン達の可愛いラブラブ話ですっごく良かった。こんな作品も描けるんだなって思った。
で、一緒に入ってる『土中の繭』のほう。催眠術〜のほうに入らなかった暗さや複雑さを全部煮詰めて入れたんかという凄い作品だった。面白いけど、後味良くない。
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ふと気が付くとイケメンで優秀な部下に抱かれていた!から始まる。タイトルを見て酷い奴だと思ったけど、部下の杉本君メッチャいい子だった。
主人公の早乙女課長が大変可愛いかった。仕事ができて身体つきもガッシリしてて、しかも優しい。他人を好きになる自分に驚いく課長と自覚してからの課長が可愛かった。
二人で末永く幸せになって欲しい。
経理の志摩さんが、とてもいい仕事をしてくれるし優しいのでサブキャラだけど好きになった。
もう一つの話『土中の繭』は、やたら熱量を感じる作品で、よく見たら表題作よりページ数多い!イイモさん・・・またこんな業の深い作品を生み出して・・・。
表題作でホッコリした気持ちを叩き落としにかかるイイモさん素敵です。後書きを読んだら、こちらが表題作になる予定だったらしい。
学生と教師のお話。共依存が好きな人にオススメ。私は好きだ!
読み進めるほと闇が深くなっていきドキドキした。書下ろし『顔』まで読むとしっかりヤバさが伝わってくる。