ハザードライン・ファック (バンブーコミックス moment)

著者 : 鳶田瀬ケビン

• 竹書房 (2020年1月30日発売)

作品紹介・あらすじ

「必ず、ともに生きて帰る。」

年長の孤児・アンバーへの恋心を抱えきれず、孤児院を飛び出した幼いレイヴン。
時が経ち成長した彼は、入隊し赴いた戦地でまさかの再会を果たす。
「戦場で再会したくなかった…」
アンバーを死なせたくない苦悩と、こじらせた想いに揺れるレイヴン。
対するアンバーはかつてのように世話を焼くばかりで、恋愛対象としてみてくれるはずもなく…。
そんな二人がとある争いに巻き込まれ――…！？

せまくて蒸れた戦車の中、熱に浮かされたようにアンタを抱いた…。

描き下ろし13P収録！！

感想・レビュー・書評

[1218355番目の読書家さんの感想 · 2020年9月27日]

ＳＮＳの広告があまりにも好みで購入。
一冊まるごと表題作で、読み応えがあった。軍隊の中での話なので全体的に重たく、これはあの世で結ばれるエンドかと最後までハラハラした。
後書きにも書いてあったアンバーの優しさと顔の良さが全編通して凄かった。ずっと好きだった優しくてデカくてＨなお兄さんと再開したら、確かに気持ちを抑えらんかろう。
冒頭の戦車内セックスは最終話で発生するが、とにかくＨなので是非読んで欲しい。ムチっとした筋肉と熱量が凄い。
作中で大体ひどい目にしかあってないけど、Bonus trackでその後の2人が描かれてるおかげで全部浄化された。