「人を動かす」広告デザインの心理術33 ―人の無意識に影響を与える、イメージに秘められた説得力
- ビー・エヌ・エヌ新社 (2016年3月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784802510189
作品紹介・あらすじ
「メッセージを伝えるには何より技術力。
本書は人のココロに触れる技法を網羅している」
東京大学薬学部教授・池谷裕二氏推薦!
私たちの日常生活のいたるところに存在する広告は、私たちにビジュアルメッセージを伝え、何かを感じたり、信じたり、行動したり、買ったり、自分を変えるよう説得しようとしています。人々の日々の決断に無意識のうちに影響を与える、こうした広告にひそむ「隠れた力」とはどのようなものでしょうか? 本書は、心理学的視点に基づいて広告を分析し、ビジュアルに秘められた、人の決断や行動、考え方に影響を与える33の手法について、豊富な実例図版を用いて解説しました。広告業界関係者はもちろん、一般消費者にもわかりやすい言葉で綴られた1冊です。
感想・レビュー・書評
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何となく言いたいことはわかるけど、あまり好みではなかった
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仕事上、広告に興味があり少し深掘りしたいと思ったので。潜在的な部分に働きかけることが科学的に調査されていることは知っていたが、面白い。特に先入観を洗い替えてくれた部分は感謝する。
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広告について、とても興味があったので勉強になった。
人が目にするため、様々な人間の心理が考えられていて面白かった。普段の生活でも、皆の目に入りやすく考えられてるのだなと思ったことと私もその1人であることに、広告デザインはすごい。 -
674.1||An
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Yotsuya
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所在:展示架
請求記号:674.1/A48
資料ID:11601431
選書担当:原嵜 -
借りたもの。
広告イメージに込められた心理戦、あるいは広告イメージが人に与える影響について、まとめられた本。
後半になるほど、賛否両論別れるような高度なテクニックを有している。
紙面のつくり方も洗練されていて、読んでいて落ち着く。
「03.フット・イン・ザ・ドア・テクニック」(小さな要求からスタートすることで、大きな要求を通すための道筋をつける)から「32.ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」まで、現代人は広告の刷り込み効果を四六時中受けながら、消費社会を円滑に動かそうとしている……
ダリの言葉が引用されているが、キャサリン・イングラム『僕はダリ』( http://booklog.jp/item/1/4756245048 )で、ダリが広告とアートを結びつけた先駆者であり、広告にちょっとしたエロティシズムを持ち込んだ事を指摘していたことを考えると、府に落ちる。
「25.性的表現を取り入れる」ケースの紹介があったので。
日本の広告はすぐ文字だらけになってしまうが、海外の広告はヴィジュアルでの訴えが強い。
「02.脳にやさしいメッセージを作る」では、文字情報が多いと敬遠されてしまう点を挙げていたが、言語文化の相違だろうか……
日本はまたちょっと違うニュアンスがありそうだ。 -
主にヨーロッパの広告デザインを使用したカタログ。人を動かすことを目的に広告は打たれるわけだから,何らかの学術理論や体験理論に基づいて作成されているはずだ。この本は広告を作った本人がその意図を語るわけではなく,研究者がこの広告デザインはこういう仕組みで人を動かそうとしていると解説する。
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◆一言でいうと、pinterestの解説版。
心理的側面からの見地、各広告のジャンル分けおよび解説がなされている。かなりしっかりとした解説。全面カラーなのでちょっと高いけど、おすすめです。 -
広告でメッセージを効果的に伝えるにはどうしたらよいか
03フット・イン・ザ・ドア・テクニック
13おとりの選択肢を用意する
28「初頭効果」や「新近効果」を利用する
心理学的視点にもとづき分析した「社会的影響」をおよぼす33の手法