29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。 (オープンブックス)

著者 :
  • アース・スターエンターテイメント
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803002225

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  • 2011年読了

  • ゴールを決めて走っちゃえ、とはビジネススキルでもよく言われる格言めいてるけど、それを地で実践した女性の話。
    まさに死ぬ気になれば何でもできる。
    1年後に死ぬために死ぬ気で働いて、体壊してその前に死にそうになったり、死のうと思うほど孤独だったはずがいつの間にか大切な仲間ができてたり。
    ここまで追い込む自信はないけど、自分の甘えと今後の希望を見ました。ありがとう。

  • これが、ノンフィクションだなんて考えられない。1冊。
    人間、死のうって考えたら、なんでもできてしまうんだなあ
    とも思った。今、安定した、楽しい、毎日が遅れていることに感謝しよう!

  • 大学からの最愛の彼氏と別れ、父親の介護から家庭を去り、さらに職を失い、友達もいなければ、趣味もない。こんな自分は生きている価値があるのかと自殺を試みるも、死ぬ勇気もない。そんな29歳の誕生日。ブラウン管の中ではそんな現実とはかけ離れたラスベガスという楽園が映し出されている。「決めた!死ぬ前にラスベガスへ行こう。」あまりに自分の人生とはかけ離れていて、この決断の日からの人生はもう凄まじすぎて、夢中で読んでしまいます。そしてなぜか、読み終えた後には勇気がもらえる。そんな作品でした。

  • 余りに出来過ぎな感がしなくもないが、サラサラ読めて、良かったじゃん、と思える感じ。

  • 最後のちょっと手前までは面白い。
    冒頭の虚しさに泣く彼女に共感する女性も多いと思う。
    どうせあと1年の命ならと様々なことに挑戦する彼女に勇気づけられる人もいるだろう。

    最後の最後がうまく出来過ぎてて嘘っぽいのが残念。

  • この本すごい。一年で人ってこんなに変われるんだってすごくモチベーションがあがる。同時に自分を省みる本。たまに読みたくなる(^^)

  • 書籍化するほどの内容…?
    ちょっと気の利いたブログ以下。

  • 【あらすじ】
    彼女には絶望しかなかった。派遣切り、親の介護、婚約破棄。
    どうせ死ぬのなら、すべて失ってもかまわないと思った。
    日本感動大賞大賞作品。“元気のでるノンフィクション”。

  • 目標達成のため、銀座のホステスやヌードモデルなど、躊躇なく挑戦する。
    「どうせ死ぬんだから」と、何でもがむしゃらにやって走り続ける。

    読み始めたら止まらなくなり、一気に読んだ。途中までは。

    わたしが途中で止まってしまったのは、目標達成した後、目標を失ったらどうなるんだろうって思ってしまったから。

    メンタル面でだいぶ落ちてた時に、本屋さんで見つけた。
    「心が疲れた時に、心が元気になる」みたいなのを見て購入したのはいいけれど、こんな状態で読んで本当に大丈夫かなって思った。



    読み終えた結果は。
    少しだけ元気になったかな?でも…。

    「やらないで後悔するなら、やったほうがいい。」

    確かにそのほうが良い。

    でも、全て失っても構わないと思う気持ちがないと、無理だと思った。

    人間は死ぬ気になれば何でもできて、ラスベガスの数日間がどうではなく、それまで頑張った課程がこの彼女のその後の人生を変えたんだと思う。

    彼女は、死ぬ気で頑張った。
    人生の賭けに勝った。
    そして絶望の淵から這い上がったのだ。


    素直にすごいなって思った。
    目標のために、よそ見せず、誘惑にも負けずに、強い信念だなって思った。


    でも、到底真似できない事だと思った。
    もし自分が死ぬ気になっても、死ぬ気では頑張れないと思う。


    そう思ったら、何だか少し悲しくなって。
    読み終えた後、涙が止まらなかった。



    と、かなり精神的に参ってた時だったから、落ち着いた時もう一度読んでみようと思う。

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