戦国小町苦労譚 乱世を照らす宰相 (13) (アース・スター コミックス)

  • アース・スターエンターテイメント
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803017595

作品紹介・あらすじ

京の街を襲う麻疹ウイルスから徹底した隔離対策で人々を救う静子は、一向宗攻めでも戦果をあげ、続く比叡山延暦寺攻めでは小谷城攻略で知略をめぐらし秀吉を唸らせる。信長の覇道を陰で支える静子は、彼の信念に自らの思いを乗せて戦う。「小説家になろう」発人気時代小説コミカライズ、静子の知略と信長の信念が描かれる第13巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 戦国時代に、現代の疫学の知識を持ってきたらそりゃかなり世界変わるわな。
    戦国時代から棒火矢なんていうロケラン的な武器あったんすね。

  • 防疫と延暦寺焼き討ちと、なるべく死者をしたくない静子なりの戦い。
    戦いに挑む静子のハイライトが度々消える表現は、傍から見た怖さを出しつつ、静子の心情が表れていて、非常に良いなと感じました。

    ◆防疫
    麻疹に対処する静子。
    これまでのように無双とまではいかないけど、感染の記録をまとめつつ被害を抑え、さらにワクチン作成への着手まで書いていて、まさに(作中で指摘されているように)出口に向かって突き進む感じでしたね。
    ただこれ、防疫単体で頑張った方が表現としてドラマチックなので「防疫」として描かれていますが、実際は多分前巻で描かれた「織田陣営のインフラ増強」が背景にあってこその結果なんじゃないかなと予想しています。
    適切な対処があっても脚気ほどの特効薬ではないし、ジワジワ効いてくる「描かれない背景」を準備するためのインフラ増強だったのかなと思っています。

    ◆延暦焼き討ち
    延暦寺焼き討ちは信長の悪名の最たるものという印象でしたが、本作の描写は昨今の歴史考証を交えつつ、より戦略的な意図を込めた静子の策略が働いていて、さっぱりとした描写に対して非常に重要なシーンだったように感じました。

  • 作品は好き!
    今回最終ページ見た人は絶句したでしょう。
    編集部が手抜きしてチョンボしたことを、単行本に永久的に残る形で1ページ使って、自らの満足のために謝罪ページを作りやがった。最低だ。
    1枚ペラのチラシ作って、後に残らない形でやるべきでしょうよ?

  • 防疫って…非常に大事でかつ有効ですよねぇぇぇぇ(^^;

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