“内向型”のための雑談術: 自分にムリせずラクに話せる51のルール

著者 :
  • 大和出版
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804717548

作品紹介・あらすじ

これなら口ベタでもできる、ストレスがかからない!「3分でいいから会話を続けたい」というあなたへ。

感想・レビュー・書評

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  • 前置きが長く、なかなかこちらの知りたいことが出てこないのには少々しびれが切れたけど、内容的にはまあ満足。
    人とのコミュニケーションにおいて、自分をさらけ出すことを避けている限り、その上達は望めないということを再認識できたのが一番の収穫かな。
    そのハードルが自分には高いのだが、もういい歳した大人でもあるので、越える努力をするべきなのだと自覚した次第。
    少しずつでも実践したいと思う。

  • 私は自分自身を
    内向的な方だと思っています。

    そして、人前でしゃべるとか
    人と雑談をするのは、かなり苦手です。

    しかし、仕事や生活の中で、
    雑談というのは、以外と重要な要素
    になっているものです。


    本日ご紹介する本は、

    口ベタでもできる、
    ストレスがかからない
    雑談のコツを説いた1冊。


    ポイントは
    「相手にしゃべらせる」


    雑談をしなければ。。。

    と思うと、何かこちらからたくさん
    しゃべらないといけないと思いがちですが、

    こちらがしゃべるよりは、
    相手にたくさんしゃべってもらう方が
    雑談としての効果は高いものです。



    「アドリブ」

    内向型の人は、その場のアドリブで
    何とかしようと考えてはいけません。

    私もそうですが、そもそも、
    アドリブが苦手な人が多いものです。

    話す内容を予め用意しておいて
    それについて、相手にたくさん
    しゃべってもらいましょう。



    「認める」

    内向型の人は、相手がいったことに対して
    最初の言葉が「いや」「うーん」のような
    否定のようになっている場合が多いです。

    まず何も考えず、最初に相手の言葉を認めましょう。

    「そうだね」「なるほど」のように言ってから、
    よく考えて、自分の考えを伝えるようにすれば
    いきなり否定的な印象を与えることはありません。


    常に相手の気持ちを考えることが重要です。


    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    自分ではしゃべらずに相手にしゃべってもらう方が、雑談としての効果が高い
    名刺をもらったら雑談のネタを探す
    内向型人間はその場のアドリブで何とかしようと考えてはいけない
    相手に8割しゃべらせることができれば、雑談の目的は達成される
    悪い口癖=最初の言葉が「いや」「うーん」のような否定になっている
    社説を読むことで、あなたのモノの見方が鍛えられる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    はじめに 「内向型専門の雑談術」だから、あなたもムリなくできる!
    序章 以前は、私も大の「雑談苦手」だった!―超内向型人間が苦闘の末につかんだ“会話の極意”とは?
    第1章 内向型には「内向型ならではの雑談術」がある―もう、誤った常識、ルールにしばられるのはやめよう!
    第2章 これで、初めて会う人ともラクに雑談できる!―内向型の悩みのタネ、“初対面のカベ”をどう乗り越えるか?
    第3章 よく顔を合わせる人とは、この要領で雑談しよう―これなら口ベタでもできる、ストレスがかからない!
    第4章 こんなとき、どうする?苦手なシーン別の雑談術―この方法で、逃げ出したくなる場面も切り抜けられる!
    第5章 「一歩上をいく雑談」で相手の信頼をつかみとろう―これで完璧、人づきあいがどんどんラクになってくる!
    おわりに 雑談は、あなた自身を映し出す鏡である
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image01w.seesaawiki.jp/f/2/fujiit0202/c15b4ef9af623d43.png
     

  • タイトル通り、内向的な性格の人たちに贈られる51の雑談術。著者の営業での底辺の経験からトップセールスに駆け上がる過程で得たノウハウを元に、雑談術のルールが紹介されています。

    雑談。
    その大事さが身に染みて分かるようになってきました。

    自分は営業職ではないので、若かりしころは雑談の重要性など、これっぽっちも感じなかったのですが、がむしゃらに仕事をしていた20代から30代になって、あっという間に30半ば。
    社内外問わず、目上の方と話す機会も増えました。
    年齢的にもメンバーではなくリーダーとして仕事をするようになりました。
    相手目線でのコミュニケーションがデキないとやっていけない。その足掛かりは、当然、雑談です。

    しかしながら、「人見知り」で、特に初対面や慣れない関係での会話にものすごく苦手意識があるんですよね。雑談がうまくいかない、というより、雑談することにストレスを感じるんです。苦痛・・・。

    ということで、ストレスなく雑談ができるように「雑談力」を向上させるのが、今年の目標の一つでした。
    少しずつネット記事を読んだりしながら、雑談力の向上ノウハウを意識をしてきましたが、ここで一気に畳みかけます。
    この3連休で2冊の雑談力本を読んで、ノウハウ習得フェーズは終わり。後は内容を意識しながら実践あるのみです。

    その第一弾。
    本書『“内向型”のための雑談術』です。

    あー、例によって、前置き、ながっ!

    本書は、自分のフィーリングに合うというか、"内向型"の性格の一致なのか分からないですが、ものすごく腹に落ちる内容で、共感できました。
    悩みも、知りたいことも、まさにドンピシャ。
    いや、これは良い本に出会いました。

    雑談術自体は、難しい内容ではなく、できることから少しずつやればいいので、十分意識していけそうです。
    何より腹に落ちているので、自然と行動できそう。

    要点だけひと言でまとめると、
    ・準備
    ・ルール化(型化)
    ・アドリブは捨てる
    ・聞く技術(相手に喋らせる))
    こんな感じ。
    自分でもストレスなく、会話をしていけそうです。

    さあ、もう一冊。定番のベストセラー『雑談力が上がる話し方』を読むよー!

  • 相手に興味を持つこと!持てなくても、持とうとすること!が大切なんでしょうね。

  • 「話す:20%、聞く:80%」くらいがちょうどいい。

  • ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00527063

  • 会話全般の雑談術に関することだと思って読んだらほとんどが営業マン向けだったので、大部分は飛ばし読み。

    結局は「自然体の自分」でいられることが、雑談という面においても相手と近い関係を作りやすいということ。分かっていてもなかなか難しい。

  • 文章の端々から筆者も本当に内向型なんだなというのを感じた。沈黙を嫌ってとにかく話題を振りがちなので、沈黙もありなんだとか思うことができた。
    また、後半の章で下記のような文章があり、ハッとなった。

    > そもそも人の性格によいも悪いもないのです。社交的で明るい性格も、内向的で暗い性格も、どちらおその人の「個性」にすぎません。

  • 内向型の人間ならば自分から面白い話は出来ない、という立地点から本書はスタートし、ならば相手に気分良く話してもらうためにどういう戦略をとればいいのか、を解説しています。

    どのように話題を提供するかについて、本来は相手がその時に一番興味を持っている話題を振るのが最高ですが、見つからなければ難しいので相手の変化や日常(天気・交通)の変化、ニュースなどを話題にすることを勧めています。


    見えているものを話題にする

    どのように話題を提供するかについて、本来は相手がその時に一番興味を持っている話題を振るのが最高ですが、見つからなければ難しいので
    相手の変化や
    日常(天気・交通)の変化、ニュースなどを
    話題にすることを勧めています。

    また、相手に積極的に話してもらうため、親近感を持たせる必要があります。
    そのために、
    リアクションを取ることや相手を褒めること、
    自分のプライベートの開示など
    が有効なテクニックであると書かれています

    筆者は「内向型人間は無理にたくさんしゃべる必要はない」と言っており、

    '1.お天気や交通状態、最近のニュースなど話題に上りそうなことについては、ある程度準備しておく。
    '2.相手の名刺に書かれている内容、訪問先の街の様子やお店の中の様子など、
    普段から観察力をもってちょっとした変化も見逃さない努力。
    '3.沈黙を恐れずありのままの自分を見せることを恐れない。

    などお話の苦手な人が会話するためのいくつかのコツが書かれています。

  • 雑談とは?という定義から始まって、状況別にアドバイスが書かれている丁寧な雑談術本。
    特筆すべきは、ただの雑談指南書ではなく、内向的な人に向けて、ピンポイントで書かれているという点。
    著者自身が内向的な性格なので、常に内向型の視点で、無理のない雑談術を解説してくれています。
    日常生活で役に立ちそうなのはもちろんのこと、あなたの雑談というコミュニケーションに対する考え方を変えてくれるかもしれません。

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著者プロフィール

サイレントセールストレーナー

「2023年 『静かな営業(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡瀬謙の作品

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