相談援助職の記録の書き方―短時間で適切な内容を表現するテクニック

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  • 中央法規出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805837214

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  • 利用者支援を記録していくなかで、何のためにどのような記録を残していくべきなのか。

    クライエントの言動と、それに対する所感を分けて書き、そこから課題を分析して支援計画におとしていく、SOAPメソッドについて例文を使って解説している。

    習慣づけていかないと、「速く、楽に、」書けるところまで到達しないでしょ。

  • 改めて自分の記録について考えさせられた。参考になる観点もいくつか記載されていた。

  • 援助職の記録は、自分がどんな支援を提供したか、それを選択するに至った判断基準が何だったか明らかにし、「記録」として残すこと。(本文一部要約)

    日々職務で忙殺されていると、蔑ろになりがちな記録。自分の記録に対する認識(クライエントや第三者(同僚や他機関、裁判官…)が見るためのもの)が甘かったように感じました。

    なぜ記録が重要なのか、具体的にどのように書いたら良いのか、段階をおって丁寧に構成されており、とてもわかりやすかったです。
    特に『専門家として適切な表現集』、記録に書き起こす際の言葉の言い換えは実践ですぐ取り入れられるため、とても助かります。

    現在、相談援助職として働かれている方はもちろん、これから相談援助職を目指す学生さんにも、ぜひおすすめしたいです。

  • 援助職必読

  • 仕事に責任を持つことは記録に責任を持つこと。「記録を作成するのは実は、我々の頭の中で考えていることに、句読点を打つような、思考プロセスをまとめる作業である。」としたら、合わせて読みたい『ソーシャルワークプロセスにおける思考過程』でもある。

  • 新年度へ向けてすがる思いで積読に取り掛かったけど難しすぎた。というか初心非専門職があたる本ではない。いずれにしても「アメリカ的な」経験がベースとなった細かな指南だなぁと俗っぽく感想。ただ現場の専門職がどういう記録を書いてはるのか垣間見ることが出来たのは読んだ意味がある。

  • いつも記録を溜め込んでしまい、どうしたらいいか頭を抱えていた時に出会いました。

    MSEという視点の持ち方、記録の「型」、言葉の一覧、記録の例など、参考にできる部分がたくさんありました。

    「何のために記録するのか」
    「それは自分が記録に残すべきことなのか」
    を考えることによって、すっきりとした記録が残せそうです。

    読めてよかった、と思えた一冊です。

  • 内容は有意義なものでした。しかし、デザインの本みたいな装丁なのはなんでだろう。

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