学校が楽しくなる!発達が気になる子へのソ-シャルスキルの教え方

制作 : 鴨下 賢一 
  • 中央法規出版
3.40
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805838549

作品紹介・あらすじ

ルールが守れない、コミュニケーションが苦手といった子どもに臨床経験豊富な作業療法士が教える学校で楽しく過ごすための40のアプローチ。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 個性か?発達障害か?見極めが難しいけれど、子供が何を感じているか?具体的に家庭や学校でどう関わっていくのが望ましいのか?を理解できました。

  • 借りて来て読み。
    内容としては目新しいことはあまりなかったかな。
    好ましくない行動を禁止するのではなく、その背景にあることに目を向けて、原因に向かう。一つ一つ丁寧に教える。周りの人は受容する、うまくいったら褒める、みたいな対応が良いというはなし。

    「すぐに泣く」…泣いている原因を理解し、共感する、そして、泣いていても要求は通らないことや、泣くことだけでは助けを求めることはできないということをわかってもらい、子ども自身が自分の言葉で意見を言ったり、助けを求められるように働きかけることが大切



    ---
    発達が気になる子供の多くは、行動の善悪を正しく答えることができますが、その理由を説明できない場合が良くあります。そのうため、たとえば約束事を守れなかったら叱るというような対応でなく、「なぜしてよいのか、悪いのか」、「された人はどう思うのか」などを一緒に考えていく経験が非常に重要となります。そのうえで、子ども自身にどのような対応をすべきかについて考えさせ、守れるレベルの約束事を決めます。その際に大切なのは、「それでも約束事が守れそうにない場合にはどうしたらよいか」というところまで決めておくことです。そうすることで失敗体験を減らし、自尊感情の発達を促すことができます。
    (はじめに)

全3件中 1 - 3件を表示

立石加奈子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×