アツイコトバ

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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感想 : 73
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806121206

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに偽りなしのアツイコトバのオンパレードだが、そんなうすっぺらなものではない。
    “お金じゃ買えないものとお金の関係”や、“犠牲になる周囲の人々”についての言及は、成功者の告白に通じる。
    まとめると『限界と 思う自分の 先照らす』といったところでしょうか?

  • 高校時代に出会い、浪人期も支えてくれた本。タイトルのとおり、中にあるコトバはとてもアツク、クールである。やる気が下がったり、悩みや迷いがある時には、すぐに手にとって読み返している。一番好きなコトバはもちろん「死ぬ気でやれよ、死なないから」である。

  • シンプルな言葉一つ一つでハッとさせられます。
    1時間もあれば読み切れてしまう本です。
    それだけ選び抜かれた言葉であり、本からも著者のアツサや本気が伝わってくる一冊。

    ・突破するためにもう一押し背中押しがほしい
    ・頑張りたいけど何だかモヤモヤしてる
    ・アツく生きたい
    そんな人にオススメです。

    毎朝パッと適当にページを開いて、その言葉を意識して一日を過ごすようにしています。

  • 自分で考えて、自分で動く事を、心の面で、後押ししてくれる本。

  • 絶対内定シリーズの生みの親、杉村氏がこれまで歩んできた人生を基にアツイコトバを集めた。
    数多くのアツイコトバと、そのコトバの意味を解説しているのでテンポよく読み進めることができる。
    内容としてはアツクはあるが、さっき言ったことと違う・・・?というような矛盾している点も見られるし、同意できないコトバが多くある。
    とはいえ、その中でも1つ自分に当てはまる、ハッとさせられるようなコトバが見つかればいいのではないだろうか。

  • この本のターゲットは20代までの若者で成功を夢見る者、または自分は成功する
    可能性があると思っている者。
    30代以上にとっては部分的には役に立つこともあるだろうが、
    体育会系的精神論に終始している。
    そういうのが好きな人にとっては良いだろう。

    短いセンテンスで読みやすくするため、書くほうも内容を練るために
    けっこう慎重に言葉を選んでいると思われる。
    面白いと感じた言葉は以下の通り。

    ・この本も含め、誰のアドバイスも一つたりとも鵜呑みにするな。
    ・危険なほうを選べば、すべてが正解だ。
    ・死ぬ気でやれよ、死なないから。

  • 11/8/22 大内さんブログ

    20日、私の人生の大師匠の杉村太郎さんが原発不明癌のため47歳という若さでお亡くなりになりました。本当にあまりに早すぎる死で、残念でなりません。

    太郎さんとの出会いは、大学3年生のときにふと本屋で見つけた太郎さんの著書「絶対内定」で、読みながら体全体に衝撃が走ったのを今でも覚えています。徹底的に自分自身と向き合うことの大切さ(我究)、そこから導き出される将来の目標や夢に向かって、明日から始まる新たな人生に全力で挑むことを学びました。どんなに苦しくても走り続け、はるか遠くに見える小さな小さな光を頼りに、前へ前へ進むことを強調されていました。

    この本を読み、自ら「我究」した結果、公認会計士受験に専念していた私は「海外で大活躍する」を人生の目標に掲げ、当時花形・難関だった外資系投資銀行のグローバルな金融ビジネスに挑戦することを決めます。
    新卒では外資系投資銀行には受かりませんでしたが、大学4年で公認会計士試験に合格、海外での活躍を求めて商社系リース会社で働くことに決めました。そして、大学生活終了間近の2003年11月に、太郎さんが開講されていた英語コーチングスクール「プレゼンス」で、近い将来MBAを取得するためにTOEFLの勉強を始めました。この時初めて太郎さんに直接お会いすることができ、とても興奮したのを覚えています。コーチとして人生の師匠として、英語の上達だけでなく、人生を真剣勝負で生きること、不可能なことなどないこと、仲間を大切にすることなど、様々なことを学ばせていただきました。

    その後、第二新卒で入社した外資系投資銀行やベンチャー企業を経て、大学生の頃からの目標であったMBAを中国で取得することを決意した私は、再びプレゼンスに通うことに決めます。コーチは太郎さんではありませんでしたが、太郎さんの魂を引き継いだ素晴らしいコーチ陣のおかげで、英語力を抜群に伸ばすことができました。そして、もう一度太郎さんから学びたくて、MBAに出願する際に必要となるエッセイの添削を太郎さんにお願いしました。的確なアドバイスとともに、太郎さんに直接お会いできたおかげで、大学生のときに感じた人生に対する「熱さ」が蘇ってきました。その「熱さ」と自信をもってMBAに出願し、合格を勝ち取ることができ、念願の世界への扉をこじ開けることができました。

    そして、直近では今年2月に日本に帰国した際に、太郎さんにこれまでの中国でのMBA生活のご報告に行きました。その際も、私の話をメモを取りながら真剣に聞いてくださり、中国MBAの価値を称賛していただきました。北京に帰国した後、5月に開催予定だった「ジャパントリップ」の件で再度メールで杉村さんにご相談し、日本に来る中国人クラスメイトたちのために、太郎さん含めプレゼンスコーチや受講生を集め、歓迎会を開くことを企画しました。結果は、3月の地震の影響でジャパントリップは中止となりましたが、太郎さんから「次は中国で一緒にビジネスやろな」と声をかけてくださり、人生の大師匠から信頼していただき本当に嬉しかったです。

    太郎さんと私の接点は以上です。
    大学生のときに太郎さんの本に出会わなければ、今の私は到底ありえません。いろんな方の影響を受けて今に至っていますが、太郎さんの存在はとても大きかったです。中国にまで太郎さんの著書「アツイコトバ」を持ってきて、苦しいときは読み返し、いつも傍で励ましていただきました。

    太郎さんが残された「熱い」コトバはこれからも私たちの中で生き続けます。今度は残った私たち自身が太郎さんの目標であった「世界で活躍するワールドクラスの人材育成」を達成する番です。太郎さんの遺志を引き継ぐものとして、全力で人生を生きることを誓います。

    本当に本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


  • 「死ぬ気でやれよ、死なないから」やるか。生きているんだから。

  • アツい言葉に、癒しを求めているだけでは意味がない。
    この本を読んで少しでも感化されたなら、
    すぐに動き出すことだ。

  • 『絶対内定』シリーズの著者による、魂を震わす名言集。

    著者の杉村太郎氏は、20年前の当部OB
    (歌手活動に伴い、早々に退職したらしいが)
    去る8月20日に帰らぬ人となりました(享年47歳)。
    お通夜の参列者に配られたのを、部の先輩から押し付け気味に貰いました。
    ・・この分量でこの値段・・売れ残ってたんだろうなぁ、と思わず思ってしまった。

    「人の中に棲む」の話は、かなり共感しました。
    塾講してて思ったけど、うわべだけでなく生徒の人生に少しでも役立つような塾講になりたかった。
    「六角チルドレン」を育成したかったなぁ
    や、かわいい教え子たちが私みたいなうんこになったら困るけど、そう言う意味じゃなくて、
    現状を客観的に判断して、自分が幸せに生きていくためには何が必要かを先読みし行動する、
    そんなことを説き広めたかったんだよなぁ

    「死ぬ気でやれよ、死なないから」
    だって人間は遅かれ早かれ死ぬんだから。
    いつ死んでもいいように日々を過ごせたら、こんなに幸せなことはない。

    氏にやり残したころは、ないのかな。

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著者プロフィール

杉村太郎(すぎむら・たろう) (株)ジャパンビジネスラボ創業者、我究館、プレゼンス創業者・元会長。 1963年東京都生まれ。慶應義塾大学理工学部管理工学科卒。米国ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(MPA)。87年、住友商事入社。損害保険会社に転職し、経営戦略と人材育成・採用を担当。90年、シャインズを結成し、『私の彼はサラリーマン』でCDデビュー。 92年、(株)ジャパンビジネスラボ及び「我究館」を設立。就職活動に初めて“キャリアデザイン”の概念を導入し、独自の人材育成「我究(がきゅう)」を展開。94年『絶対内定95』を上梓。97年、我究館社会人校を開校。2001年、TOEIC(R)/TOEFL(R)/英会話/中国語コーチングスクール「プレゼンス」を設立。08年にハーバード大学ウェザーヘッド国際問題研究所客員研究員に就任、日米の雇用・教育問題と政策について研究。11年8月急逝。 著書は「絶対内定」シリーズ、『新TOEIC(R)テスト900点 新TOEFL(R)テスト100点への王道』(共にダイヤモンド社)等。
藤本健司(ふじもと・けんじ)
我究館館長。

「2023年 『絶対内定2025 面接の質問』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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