本当に頭がよくなる1分間勉強法

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  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806131069

感想・レビュー・書評

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  • 一分間勉強法であって、一分間読書法ではないです。読むことに、片寄った学習法と思いました。
    印象に残ったことばは、次のとおりです。

    ・短期記憶で得た知識を長期記憶に移していくのが勉強
    ・本を200冊読めば、その分野の専門家
    ・朝こそ勉強しよう
    ・じっくり一回ではなく短く何度も

    書かなくてもいい、内容を理解しなくてもよいとの主張には、賛同はできませんでした。

  • これ読むと、正しい詐欺のしかたがよくわかります。
    構造的には、昔にはやった「ノストラダムスの大予言」と同じです。

    ものすごく前半で調子良いこと言って、あおって、あおって、後半、ちょっと情報をだす。正しい情報と、確かめにくい情報。
    そこには、ちょびっとだけ、実は前半おあっていたことで本当のことは、ちょっとしかないんだよなんてことも書いてある。

    「前半はあおってただけだから、真に受けちゃダメじゃん……。良く読まなかった自己責任だよ……」

    みたいな。
    でも、読者が知りたいのは、あおっている部分で、そこに読者が食いついているのは、もちろん作者は自覚的。

    で、この本の正しい情報っていのうは、「自分の能力で解決できないことは、1分間では勉強できない」という、ほぼこの本を手に取った人の希望を打ち消す事実(まぁ、そりゃそうだ)。
    だから、要するに、頭の中に「犬」とか「1+1=2」なみに定着していないことは、1分間で読んでも理解できるわけがない。

    で、確かめにくい方は、本を1000冊「買って」読めみたいな……。「買って」が重要で、これ、図書館で借りたり、本屋で立ち読みではダメなんですよ。1冊1分で読めるはずなのに(笑)

    要するに、

    まず、学習したいことをしっかり理解して
    ノートにまとめて
    何回も、復習しましょうね
    てなことなんです。

    いや、まっとうなこと書いてるじゃないか……。
    というか、なら、前半、いらんやんみたいな。

    作者がこの方法でうまくいったというのが本当ならば、多分、この人前半で、自分は無茶苦茶無理な勉強をしたと否定的に書いていたけれど、その無茶な勉強の努力が実っただけなのではないかと思います。

    いや、努力が実ったのなら、それはそれでいいのだけれど、その努力の部分をわざと隠して、ハウツーとして売るのは、詐欺だろうと思います。

    でも、この本の巧妙なところは、「ちゃんと、ぼくが努力したってことは書いてあるでしょ」というところですね。
    電話料金0円、でも、適応には細かい条件がありますと、メチャクチャ小さい字で注意書きがしてある。アレと同じ手口です。

    だから、これから、人を騙して金儲けしようと思う人には、けっこうサンプルとして参考になるような気がします。

    今、並行して、岡田 斗司夫の本を読んでいますが、あっちの方が、志がはるかに高いです。
    だめだこりゃ。

  • よくある内容。
    実践するにはトレーニングが必要。

    正統な方法だが、記憶を定着させるには
    じっくりと一回読む、覚えるのではなく、繰り返し早く読む、覚えること。インパクト×回数の論理は納得できた。

  • 1分間勉強法とは
    ①タイムマジック(ワンミニッツリーディング)
    ②カラーマジック
    を組み合わせて、1回1回の時間を短くして、何回も繰り返すという勉強法のことをいいます。
    ワンミニッツリーディングとカラーマジックについては、

    【ワンミニッツリーディング】
    ・フォトリーディングと似たようなもの
    ・見開き1ページを1秒で見て、1冊1分で読みきる
    ・大切なものが書いてあるような気がしたら耳折りする
    ・概念としては、目次も索引もない本から自分の知りたい情報を調べるときの方法か?
     つまり、普通パラパラめくりながら検索キーワードを探すと思うけど、つまりそれを普通の本でやってしまうって感じ
     なので、漏れが多いので、まあ気になればどうせ1分だし何回か読んでみようってこと(らしい)

    【カラーマジック】
    ・重要度ごとに4色の紙に書き出す。色の効果で1秒で一瞥しても頭に入る
    ・1分間見続けるより、1秒でも60回見たほうがよい
    ・ただ重要でもなく、しなくてもよいことを書く理由がよくわからない

    という感じです。

    じっくり1回よりあっさり何回ものほうがよい、というのは納得できる
    ただし、一瞥1秒で「勉強する」ってのは常識的には無理かな?と思う

  • この手の本はなかなか身に付かないので、あまり読まないのでですが、(MIXIのレビューではいまいちですが)よく読まれているみたいなので買ってみました。

    1分間に1冊本を読めたらいいなと思いつつも、そこに行くまでのの前置きが長すぎです。
    そこらの話は勉強法というより、自己啓発本に近いような気がします。

    実際の勉強法の記述に割かれている部分が最後の2章、で全体の4割程度とあまりの薄さにびっくり。

    しかし、そんな感想も実際にやってみれでき、1冊を1分で読めればこの本の評価も☆五つなのでとりあえず来週あたりTRYしてみます。

  • 読む速さを上げ、作った時間で復習を繰り返し、記憶の定着を図ることは当たり前だと思った。

    読む、復習することの効率化の方法が説明されていたが、結局は文章を理解するためのもとから持っている知識量が効率化に影響するため、全てのジャンルの本に適用するのは難しそうだと思った。

  • 「本当に頭がよくなる1分間勉強法」って、なんだかとっても頭が悪くなりそうなネーミングだな。
    とにかく短く繰り返す、これが最上の勉強法だということ。

  • 参考。ブックオフで買って読んだ。

    自分のレベル以上のことには対応できないのか。。。
    自分のレベル以上のものを手に入れたいから本を読んだり資料みたりして勉強するのだと思うのだが。

  • 参考になる部分はあったと思います
    実践してみようかは迷いどころですね…

  • 【fabe】とりあえず4色ペン、付箋を用意しました

著者プロフィール

1973年愛知県名古屋市生まれ。私立海城高校卒。
代々木ゼミナール模試全国1位、Z会慶応大学模試全国1位を獲得し、
慶應義塾大学経済学部に合格。
1997年、信越放送アナウンス部入社。
2003年、(株)ココロ・シンデレラを起業。
日本メンタルヘルス協会で心理カウンセラー資格を取得。
『本当に頭がよくなる 1分間勉強法』(KADOKAWA)は57万部を突破し、
年間ベストセラー1位を獲得。(2009年 ビジネス書 日販調べ)
その他の著作に『1分間英単語』(KADOKAWA)、『やってはいけない勉強法』(きずな出版)などがある。
現在、著作は合計で84冊。累計200万部を突破するベストセラー作家になっている。
YouTubeチャンネル「石井貴士 人生は変えられる」を主宰。

「2020年 『天職を見つけてお金持ちになる1億円勉強法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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