キミが働く理由

著者 :
  • 中経出版
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806133049

感想・レビュー・書評

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  • 「破天荒」な人生。私はどちらかというと、「物語」のような人生というものには逆にあまり、感動を覚えることがないので、この本も序盤がそういった流れで始まることから、早くも少しウンザリしかけた所であったが、私の今の思想・考えの基盤である天風先生の考えに通じるものを感じた中盤以降から、この福島氏本人にに非常に興味を持つようになった。
    引用したくなる言葉にあふれた一冊。

  • 仕事に失敗を繰り返す部下に読んでもらう本を探していたときに見つけた。先に読んでみたが、自分のほうこそ、自分の働きに対する考え方を変えさせられた。ぜひ時間を作って部下とディスカッションをしたいと思う。

  • 「なぜ働くのか」という問いの前には「なぜ生きるのか」という人生観が必要だ。「どう働きたいのか」という問いの前には「どう生きたいのか」というビジョンが必要だ。福島さんはそれを言い続ける。
    徹底して自分の責任ととらえること。すべてを成長のチャンスととらえること。
    激動の時代、根本を見据えた人が輝く人間になれる。
    人間とは何か。人生とは何か。働くとは何か。この根本の問いかけが人間性を豊かにし、その人が自ずと勝利者になれる。
    一昔前までは、自分が目指せる「いい企業」に入ることが全員の目標だった。企業ランキングでなるべく上に入ること。それを「発見」することが必要だった。
    しかし、今は違う。今は、「自分らしく働きたい」と思っている。その人らしさが発揮できて、かつ社会に貢献できる仕事。それを「発明」してあげなければならない時代になった。
    今の若者は「自分らしく」「人のために」働きたいと思っている。

  • いつも地元の本屋さんで平積みされているので、図書館で借りてみたが、別に仕事に行き詰まったときに読んで参考になるわけでもないし、とりわけ自己啓発な訳でもないので、「人の生き方はこうなんだなぁ」程度にとらえるといいかも。

  • ・どんな仕事であっても「この仕事はつまらない仕事だ」と思った瞬間につまらない仕事になってしまいます。ところが「この仕事をおもしろくしてやろう」と思ったら、どんな仕事だって面白くなっていくのです。

    ・会社が自分に何をしてくれるかではなく、私がこの会社をどうしたいか、会社のために何ができるかが問題なのです。

    ・大事なことは自分に原因を探すことです。人のせいにするのは簡単ですが、人のせいにしていると改善できないことが増えていくのです。

    ・まず「相手のために何ができるか」から考えていく。

    ・就職してから自分のやりたいことを考えてもいい。
     →悩んでいる時間=成長の時間

  • 涙がとまりません。なぜ、自分は仕事に希望を持てなくなったのだろう?なぜ、仕事が楽しくなくなったのだろう?否、今この本を読み、問うべきは、どうしたら以前より、一番希望に燃えていた時よりも熱く、楽しく仕事がでかるか?だ。私は貴重な周り道をした。必ず、同じ道に迷う後輩たちの道標となろう。仕事は会社の為にするんじゃない。自分の為にするんだ!会社が何かをしてくれるのを待つのではにい。自分が如何に会社に影響を与えるか?だ。仕事をする以上、共に働く仲間、関わってくれる人をどれだけ幸せにできるか、だ。
    初めて読む本ではない。しかし、この感動は初めてだ。この本のメッセージを受けとる準備ができるくらいには成長できたと前向きにとらえたい。次に読むときにたどんなメッセージをもらえるか、楽しみだ。

    なお、中経出版は早くから電子書籍サービスにも力を入れており、本書もその対象だ。中経出版の先見の明にも感謝したい。

  • 作者の福田正信さんのセミナーに参加してみたい!
    福田さん主催の毎年行われているプレゼン大会があるようです。
    毎年12月に一般の方々が集まって、自身の夢を人前でプレゼンするというもの。是非会ってみたい。

  • 社会人として生きていくうえで、著者が大切だと思っている事を述べている。
    学生よりも社会人の方が気付くことが多いかもしれない。

    就活後期に勧められて買った本。
    学生はこれだけ読んで就活をしたら内定から遠ざかるでしょう。
    なぜならば、企業の理屈を外側に置いて書かれているから。

    社会生活を営む上で根底となる部分について述べられている。
    しかし、人間の欲求はそれほど単純ではないし、
    フリーター量産本のようにすら思えた。

    大学3年生が読むなら年内、年明けならば頭の片隅に残す程度にとどめるのがおすすめです。

  • ビジネス書を読んで始めて涙が出ました。
    (ビジネス書とか新書でこういうと洗脳されたみたいで嫌なのですが)
    ・あきらめないこと
    ・一生懸命やること
    ・常に目的意識を持つこと
    書かれていることはそれほどものめずらしいものではないのに、
    実体験ベースで書かれているので、すーっと頭の中に入ってきました。
    自分の悩んでいたことと重なる部分も多く、私にはとても良い本でした。

  • 久しぶりに素敵だなって思えた。今の僕にはとっては最高だ。ネガティブから脱却出来そうな予感?

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著者プロフィール

アントレプレナーセンター代表取締役。1958年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、さまざまな事業に挑戦し、1988年株式会社就職予備校(現・アントレプレナーセンター)を設立。代表取締役に就任。通産省産業構造審議会委員をはじめ、数々の委員を歴任。自立創造型相互支援社会を目指し、自立型人材の育成、組織の活性化、新規事業立ち上げ、地域活性化などの支援を続けている。これまで、25年以上にわたって、日本を代表する大手企業、ビジネススクール、全国の地方自治体などで、のべ30万人以上に研修、講演を行う。受講生からは、「人生が変わった」という声が多く寄せられる。「他人の成功を応援すること」を生きがいとしており、企業経営者など多く
の人から「メンター」と慕われている。著書は『メンタリング・マネジメント』(ダイヤモンド社)『リーダーになる人のたった1つの習慣』(中経出版)『仕事が夢と感動であふれる5つの物語』(きこ書房)『僕の人生を変えた29通の手紙』(日本実業出版社)『僕はがんを治した』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『新装版 真経営学読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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