先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています! ―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

著者 :
  • 築地書館
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806716167

作品紹介・あらすじ

裸のヤドカリが殻をよこせと腹でピタピタ威嚇し、
ヤマネはフクロウの声を怖がり、
手塩にかけた3匹の子モモンガは無事に森に帰る――
自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く。
大人気、先生!シリーズ。
どの巻から読んでも楽しめます。

感想・レビュー・書評

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  • この「先生!シリーズ」15巻目だそう。
    そのうち今まで6、7冊読んでるかな?

    自分では身近に経験できないことだけに、動物達との触れ合いや探り合いが毎回楽しいんですよねー♪
    今回はとくに、チビ助モモンガのあどけない表情にやられました。

    時間を巻き戻せるなら、この大学このゼミ生になりたいくらいです!

  • 動物行動学。シリーズ15作目。番外編入れると16作目。
    いつものシリーズ。
    モモンガ、ヤギ、ヤドカリ、キノコ、ヤマネ、スギ。
    モモンガさん、可愛すぎ。そして感動的な話でした。

  • 先生シリーズ15。
    軽快な表現で安定の面白さ。

  • 子ヤギ可愛いね。

  • 大学での動物生体の行動についての研究についてなのですが、研究の着目点がすごいな、と思いました。仮説を立てたり、黙々と観察や実験?を行うのですが、でも、好きな仕事をこんなに突き詰めて出来ることの幸せも感じられます。

  • モモンガが可愛いすぎる

  • 毎回、楽しいながらも、ちょっと悪ノリし過ぎじゃないか?と感じながら読んでいるのだが、何か今回はバランス良く感じるのは自分の気まぐれだろうか?
    内容は楽しくて興味深い。

  • タイトル買いならぬタイトル借りをしてしまったが、なんで獣医学部に入らなかったのだろうかと後悔する位面白かった。動物の特性だけでなくヒトの特性にも関連して考察を広げ、真面目でありながらおかしく、ふざけているのに勉強になる、こんな先生と一緒に勉強したかったと思う。私設秘書にしてくれないかな。

  • 小林先生の先生シリーズは、大好きです。
    子供に薦めてワイワイ楽しんでいたら、大学受験時に鳥取に行きたい。と、シマッタ!

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著者プロフィール

1958年岡山県生まれ。
岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。
岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005 年教授。
2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。
専門は動物行動学、進化心理学。
これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。
現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる。
中国山地の山あいで、幼いころから野生生物たちとふれあいながら育ち、気がつくとそのまま大人になっていた。
1日のうち少しでも野生生物との"交流"をもたないと体調が悪くなる。
自分では虚弱体質の理論派だと思っているが、学生たちからは体力だのみの現場派だと言われている。

「2023年 『先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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