- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808707828
感想・レビュー・書評
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福岡市博物館はイギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館を建物の構造を似せている。エリザベート皇妃展の星の髪飾りは日本公開初。その美しさは細部にわたり、力がありました。
宝飾というと今は大量生産だけれども、歴史をたどると
やはり一点ものが、細部にわたりいきとどいていています
見ていても目を樂ませてくれます
この本の見どころはどころは、やはりベル・エポックのアール・ヌーボー
特に天才ルネ・ラリックはため息もの、それと
アーツ・アンド・クラフト運動、アール・デコ
アーツ・アンド・クラフト運動は第一に美しいかなのです。中世にみられた職人による手作業は理想的で、壁紙など
美しいかなら使おう。これはもう現代でもとりいれたいものです
美しいものは安らぎます
アール・デコは日本美術の影響がみられて楽しい
今はカルチェ・ブシュロン、ヴァンアベルクリーフなどはブランドもののイメージが強いですけど、美術館にある一点ものは
芸術品です
昔は宝飾も男性のものだったので、ヨーロッパにある美術館のものなどは、男性でも楽しめると思います
ルネ・ラリックの画集が欲しくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても綺麗で目の保養になった。
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著者のユーモア溢れる(?)アイロニーたっぷりめな解説が面白い。笑 ヴィクトリアン時代の死者の髪の毛を使ったジュエリーは確かに驚きの発想。。
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フルカラーで色々載っているので見ているだけで楽しい。
遠慮なくつっこんだ意見(解説)を書いている。 -
●読書録未記入
『生誕150年 ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ』
2009年6月24日(水)〜2009年9月7日(月) @国立新美術館(六本木)で紹介
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一応アンティークジュエリー史についてざっと総括してあるし、めぼしい用語解説もしてあるので、そういうところからアンティークジュエリーの世界に入りたい人には入門書足り得るのかも。しかしこの著者の好みが、取り上げているジュエリーや文化そのものへの評価に反映し過ぎていて、個人的には不快感を感じる箇所が多い。歴史の重みに対して何様だ、という感じ。芸術品としての優劣はあれど、装飾品としての好みは人それぞれ。また、芸術品の優劣も視点の持ち方で全く変わってしまうものだろうし、くれぐれもこの著者の本での評価は一個人の評価であることを忘れずに読んだ方が良い。
また、解説はあくまで技法や歴史背景等の概略に留め、個人的感情は極力排するべきだと思う。そして、言わずもがなだが、多くの解説本を読みあさるよりも、優れた本物に多く触れる方が、得る物は多い。 -
緑のトンボと蛇の宝飾が印象的。…誰だっけ?(ヲイ)
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いつかのために資料として購入……というよりはむしろ趣味の衝動買い。アールヌーヴォー……に入れるかどうかは悩んだけど、今のところ保留で。アクセサリの歴史が分かるので、今後ネタに活用できそう。
宗教に傾倒せず、むしろ遠慮なくツッコミがちな解説文が面白かった。
このすぐわかるシリーズは、総じて読みやすくていいです。 -
装飾芸術の一般論として、とても楽しく読めた。
あまり、詳細まで書いてあると、読みづらいのでこのくらいの本がいいと思う