もっと知りたい司馬江漢と亜欧堂田善 (アート・ビギナーズ・コレクション)

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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808712570

作品紹介・あらすじ

「西洋の写実性」で描かれた「和の風俗と風景」の奇妙で美しい合わせ技である江戸期の「洋風画」を、代表する2人の作家を通して紹介。江戸の「江漢」と須賀川の「田善」を対比させながら、洋風画の全貌に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • 1800年前後、ほぼ同時期に活躍した「洋風画家」の司馬江漢と亜欧堂田善を紹介した本。どちらも洋画を研究しつつ、洋画を描くのではなく、その手法を自身の画風に取り入れた「洋風画」を描いていた。

    司馬江漢は、水墨画の一部分だけを写実的に描かれているのが面白く、亜欧堂田善は、写実的な背景にデフォルメされた人物が描かれているというのがユーモラス。

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著者プロフィール

金子信久(かねこ・のぶひさ)
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。福島県立博物館などを経て、府中市美術館学芸員。担当展覧会に「亜欧堂田善とその系譜」(福島県立博物館、1990年)、「司馬江漢 西洋との接触、葛藤と確信」(府中市美術館、2001年)、「亜欧堂田善の時代」(府中市美術館、2006年)、「リアル 最大の奇抜」(府中市美術館、2018年)など。「亜欧堂田善の時代」展の企画と図録論文で第18回倫雅美術奨励賞受賞。主要論文に「亜欧堂田善の銅版江戸名所図群に関する絵画史的検討」(『国華』1220、1997年)、「迫真と形象化‐司馬江漢と亜欧堂田善の油彩画」(『民族藝術』22、2006年)、「司馬江漢 西洋風景人物図屛風」(『国華』1336、2007年)など。著書に『日本美術全集14 若冲・応挙、みやこの奇想』(共著、小学館、2014年)、『もっと知りたい長沢蘆雪』(東京美術、2014年)、『子犬の絵画史 たのしい日本美術』(講談社、2022年)ほか多数。

「2022年 『作って発見! 日本の美術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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