江戸の算数 (2)

著者 :
  • 汐文社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (39ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811387062

感想・レビュー・書評

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  • 物語形式で和算の問題に親しむことができる良書です。
    ただし、解説は児童よりに簡単に記述しようとしている分、逆に少し難しく感じる部分がありました。

    【こんな人におすすめ】
    子供向けの和算の本が読みたい
    わかりやすい和算の入門書が読みたい
    数学(算数)は苦手だけど克服したい

  • 「旅人算・小町算 江戸の算数(二)」西田知己著・たごもりのりこ絵、汐文社、2011.03.10
    39p ¥2,100 C8341 (2022.04.22読了)(2022.04.17借入)
    旅人算は、鶴亀算と同様小学校の時にやったような気がします。方程式を習ってからは、方程式で解く方法しか思いつかなくなっています。
    大原女の問題は、苦手ですね。小町算は、クイズ問題です。普請算は、なかなか興味深い問題です。

    【目次】
    はじめに
    この本の読み方
    和子ちゃんと算太くん
    練習問題 からす算
    練習問題 象の重さ
    旅人算
    乗替算
    大原女の問題
    立木算
    小町算
    運賃算
    普請算
    おまけ問題の答え

    ☆関連図書(既読)
    「鶴亀算・入れ子算 江戸の算数(一)」西田知己著・たごもりのりこ絵、汐文社、2011.02.20
    「数学者たちのこころの中」三浦伸夫著、NHK出版、2022.01.01
    「『塵劫記』初版本」吉田光由著・佐藤健一訳、研成社、2006.04.20
    「和算を楽しむ」佐藤健一著、ちくまプリマー新書、2006.10.10
    「算法少女」遠藤寛子著、ちくま学芸文庫、2006.08.10
    「和算書「算法少女」を読む」小寺裕著、ちくま学芸文庫、2009.11.10

  • 江戸時代は、『算法』、明治時代は『和算』と、呼ばれていた。
    旅人算、乗替算、立木算、小町算、運賃算、普請算、等、問題を解いていくと面白い。
    XYなどを使用せずにできるのがいいかも。
    しかし本体2000円は、ちょこっと、痛い(笑)

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著者プロフィール

1962年生まれ。日本史学者。上智大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。江戸文化を研究。著書に『血の日本思想史――穢れから生命力の象徴へ』(ちくま新書)、『日本語と道徳――本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたか』(筑摩選書)、『民話・笑話にみる正直者と知恵者』(研成社)、『子どもたちは象をどう量ったのか?』(柏書房)、『親子で楽しむこども和算塾』(明治書院)、『江戸のくずし字学習図鑑』(東洋書店)、『江戸ちえ』(中経出版)、『江戸時代の科学者』(全4巻、汐文社)など。

「2022年 『「新しさ」の日本思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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