危ない公文式早期教育

著者 :
  • 太郎次郎社エディタス
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  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784811806273

作品紹介・あらすじ

2歳からの読書、優秀児を育てるために四六時中、胎児への読み聞かせ、小学生が方程式を解けると大宣伝している公文。その優秀児の10年後の追跡調査、教室の指導者たちの証言。幼児からのインプット漬けで、子どもはほんとうに賢くなるのか?

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感想・レビュー・書評

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  • 危ない公文式早期教育/ 保坂展人/ 2010.3.12(11/36)
     この本を知ったきっかけ:公文関連の教育本を探して。
     幼児教育テクニック
    ① 童謡をお母さんの歌声で聞かせる。
    ② 家事の合間にも正しい言葉でたくさん語りかける
    ③ 生まれて直ぐの赤ちゃんに本の読み聞かせを始める
    ④ いつでも声を出して数をかそえる数唱を習慣化する。
    ⑤ パッパッとカードを見せながら、フラッシュカードで文字や漢字を見せ続ける。
    ⑥ 廊下、天井、トイレの壁にはひらながや数字の表を張る
    ⑦ 関心を示したり、出来るようになったら、きちんと認めて心から誉める。
     インプットを記録する。
     公文の欠点:何か課題を与えたり、レールを敷いてやらないと、ダメ。自閉症多数。試験上手のタダの人。ストレス最大値が学校や塾でなく、家庭になる恐れ。
     公文は遠い過去の記憶、今は普通の子と変わらない。
     変読みがいのある本でした。★は5つ以上です。私は個人塾をやっていて、かねてから「公文式」出身のお子さんに違和感を感じていました。「受身」で「指示待ち」で「意思疎通が一方通行」で「自由が苦手」で「応用が苦手」「選良意識や優越意識で自分を保つので精一杯」というような(公文に通った期間の長さなどで個人差はありますが)おおむねそんな共通点がありました。

  • 公文式が悪い。。というより、すべての子どもに対応できる教育方法はない、ということと思う。
    その子その子で教育法は変わるし、教育自体を必要としない子どももいる。

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著者プロフィール

1955年、宮城県仙台市生まれ。世田谷区長。高校進学時の内申書をめぐり16年間の内申書裁判をたたかう。新宿高校定時制中退後、数十種類の仕事を経て教育問題を中心に追うジャーナリストに。子どもたちの間で広がった「元気印」は流行語に。1980〜90年代、世田谷区を拠点に教育問題に取り組むプロジェクトを展開。1996年衆議院初当選。衆議院議員を3期11年務め、総務省顧問を経て、2011年、世田谷区長となる。著書多数。

「2018年 『親子が幸せになる 子どもの学び大革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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