- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812415320
感想・レビュー・書評
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映画『ラブ・アクチュアリー』のノベライズ版を読みました。
先日、久しぶりにDVDで『ラブ・アクチュアリー』を観て、一度、読んでみたくなったんですよね。
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イギリス、ヒースロー空港の到着ロビーには、たくさんの愛が溢れている。
家族、友人、そして恋人…。今日、そんな空港で記者に囲まれたのは、ハンサムで独身の英国新首相「デイヴィッド」。
来たるべきアメリカ大統領の訪問に、祖国の意地を見せるべく期待されている大事な時だが、官邸付きのお茶くみ秘書「ナタリー」の優しさに淡い恋心を抱いてしまう。
妻を亡くし、その連れ子である義理の息子「サム」とうち解けられずにいる「ダニエル」、恋人に裏切られ、傷心を癒すためにひとりフランスの別荘で執筆する作家の「ジェイミー」、親友の花嫁に恋をしてしまった「マーク」…。
冬のロンドンで、19人が織りなす、それぞれの愛のかたち。
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映画『ラブ・アクチュアリー』では音楽が非常に重要な役割を担っています、、、
複数の物語が交錯しながら進行するので、何回も場面が切り替わるのですが、その際に音楽が巧く使われていて、不自然さがなく円滑に複数の物語が繋がるように編集してあるんですよね… 音楽良い作品なので、小説では物足りなさを感じましたね。
それに、登場人物が多いので、映像がないと人物がこんがらがっちゃいます… 小説だけ読むと、その辺りが辛そう、、、
でも、小説では、映画でカットされていたシーンが何箇所もあったことは収穫だったかな。
■「ダニエル」がネット中に誤ってポルノサイトを閲覧したことが義父に見つかり、「サム」に100ポンド支払って、「サム」が閲覧したことに… この後、二人の仲がうち解けるエピソードがあったり、、、
■「マーク」の画廊に展示してある作品が映画よりも過激だったり、、、
■「ハリー」と「カレン」の息子がクリスマスのお願いを書いた作文で「おならを見てみたい」という願いを書き、その願いが叶ったり、、、
■「ビリー」と「ジョー」が"クリスマス・イズ・オール・アラウンド"をナンバーワンにするためにレコード会社を訪ねたり、、、
■「ハリー」と「カレン」の息子が通う学校の校長先生のプライベートなエピソードが紹介されていたり、、、
■「サラ」が弟「マイケル」を二度目に訪問するシーンがあったり、、、
幾つかは映画で取り上げても良かったんじゃないかと思えるエピソードでしたね。
また、映画を観たくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
同名映画のノベライズ版であり、19人の主人公たちによる群像劇です。さまざまな愛が描かれており、笑えて泣けて、切なくなれます。
愛を向ける対象も年齢も多彩で、一冊の本だけしか読んでいないのに、世界には愛があふれているんだなと思わせてくれます。
欠点があるとすれば誤字脱字が目立つこと、記号の使いかたがところどころおかしいことです。これだけすばらしい物語なのにそれらだけが残念でした。
ただ、そんなことは気にせずにもう一度読みたくなります。それくらい見事な作品です。
映画版もまた鑑賞しなおしたいです。 -
映画でもあります。
いい話ですし感動します。お勧めです。 -
へぇ〜、ノベライゼーションされてるんだ? ためしに、検索してみたら、ヒットしました。 DVD持ってます。 大好きな作品です。 本編も好きだけれど、最初と最後の、ヒースロー空港の到着ゲートの風景が大好きです。 でも、クリス・マカッチョンも、アラン・リックマンもよろしいですね。 今年もそろそろ、観ようかしらん。
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Mrビーンのちょい役が良かった。
愛も色んな形があるんだね。。。 -
映画も見ましたが、心温まるお話です。ただ、話が飛び飛びになるのでちょっと???って感じの部分もあったりします。
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送料込み 300円
状態◎
カバー・帯有り -
読んででほんわか暖かくなれた。