恐怖箱 怪医 (竹書房文庫 HO 48)

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812433942

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  • 【目次】
    まえがき
     羽音/繭の中/ディプロピア/刺青/正露丸/おまけ/泡音/ローレライ/ぞろびく/八角様/雑巾様/ビニールグローブ/ヘアートニック/表と裏/饂飩/回廊
    あとがき
    解説

  • 実話系のホラー短編集である。
    看護師である著者のところには、医療現場で起こった様々な怪異譚が集まってくるという。病院や医師とは直接的には関係ない話もあるので、このタイトルはふさわしくないかもしれない。
    しかも、出てくるのは正体のはっきりした幽霊だけではない。モノノケとしか表現しようのない、得たいの知れない「何か」がそこにいる。
    本人が体験したことではないにせよ、これが絶妙の物語として仕立てられている。まるで極上の小説を味わうかのごとき、充実した時間を与えてくれることは間違いない。ホラー好きにはたまらない一冊である。

  • 病院や医療施設で起こった奇妙なお話。

    ぞろびくのお化けは取り憑く相手を間違えたんだと思う
    表と裏・回路の人達は何かに魅入られたのかな?
    表と裏は綺麗な表の遺体写真を見ているつもりが実は裏の写真に生気を吸い取られてたみたいなね。
    父親も実はそのせいで亡くなったんじゃって思った。
    回路は一人で部屋に造った回路で幽霊と追いかけっこしてる神崎医師が不気味だけど可愛く感じた

    因果応報の因と果の順番・・・・
    未来の事だけど罰が先に来るだんなんて微妙な気分になりそう

  • 夜中の病院では、見たくない本でした。

  • 途中病院の話なのか炭鉱の話なのか、第三者視点から本人目線にいきなり入ったりしてとまどった…。
    途中から怖くなって面白かったです!

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