怪談実話 震 (竹書房文庫)

著者 :
  • 竹書房
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本棚登録 : 81
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812443460

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと作為が透けて見えすぎる点が気になったが、印象に残る話もいくつか。悪くはないけど、オリジナリティは出せてないし、もう一声といったところ。☆2.5。

  • 「物音」が印象深い。親子揃ってマイペースにほっこり。

    死神に8年待つと言われ、8年目まできてしまった人「死神」、
    5年、7年猶予があったけど次の年20歳を向かえる「寝言」
    何もしていないわけではないだろうけどもなんかモヤる・・

    最後の「幸子」はどこかで読んだ気がすると思っていたけど多分N女史が書いた別の怪談本で読んだ・・?

  • これは面白かった。

    『寺猿』と『花火』、『予潮』がお気に入り。そういうのはあるかもね〜。

  • 残りあと少し読んでなかったので読みました。
    自分の中でちょっと苦手な部類の話っていうのもこうゆうの読んでるとよく解りますね。
    人形の話とか幸子さんの話が正にそんな感じ。

  • ああ怪談てなんて面白いんだ、と久しぶりに思わせてくれました。

  • ダ・ヴィンチ文庫の「無惨百物語」があまりに良品だったので
    同作者の過去作が読みたくなって購入した一冊。

    黒木あるじは、怪談の中にも
    人間関係の温もりを書く巧さがある。
    中でも「花火」は、涙を誘われた。

    内股に観音菩薩を彫り込んだ風俗嬢の話も
    いかにもありそうで面白い。

  •  こ、怖かったッス……(泣)。
     怪談、大好きだし読んでる時は何ともないんだけど、夜中に目が覚めたり、シャワー浴びてる具う時後悔するんだよね、いつも……(でも止められない)。

     一番気持ち悪かった話は『形見』。
     他にもっと怖い話は沢山あったのだけど、これが一番尻の座りが悪いというか……幽霊話でも化け物話でも祟りなんかの類でもないし……。
     特段怖いワケではないのに、凄くイヤな気分になる話だった。

     ホロリとする話も幾つかあって、良かった。

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著者プロフィール

黒木あるじ(くろき・あるじ)
怪談作家・小説家。二〇一〇年に『怪談実話 震』でデビュー。著書に『黒木魔奇録』(竹書房怪談文庫)、『全国怪談オトリヨセ』(KADOKAWA)、『掃除屋 プロレス始末伝』『小説 ノイズ』(集英社文庫)など。近著に『山形怪談』(竹書房怪談文庫)。

「2023年 『呪物怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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