LOVE SONG (バンブー・コミックス 麗人セレクション)

著者 :
  • 竹書房
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784812465486

感想・レビュー・書評

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  • 基本BLだし、性描写もあるので、全ての人にはおすすめ出来ないのだけれど、それでも全ての人に読んで貰いたい作品集。ちゃんと読めば、作者の意図は伝わると思うし。
    「あたらしい家族」を読むと、こんな風に家族になれるなら、結婚も怖くないな、と思えた。

    それにしても、こんな作品はもっと世間に知られるべきじゃないか?!私はしをんさんのエッセイ読まなかったら多分一生読めなかったぞ?!知らないのは自分だけなのか?読めなかったらと思うと怖すぎる!

  • これはBLの括りでいいのでしょうか?性同一性障害だと、それはもう異性愛だと思うし。

  • 少年探偵鹿鳴けいすけから好きなんですが、まさに作品を通して、人間的成長を見てきたようです。
    コンプレックス連載中も結婚・妊娠・出産・子育てを通して、徐々に作風が変わって行きましたけど、こんな話を描くようになるとは、夢にも思わなかったです。
    BLというよりヒューマンストーリーって言いたくなります。
    短編集なんですけど、ゲイとして生きる人間の人生、恋人・友人・家族との関係が丁寧に描かれています。全編通して共通のテーマである{愛}に満ち溢れていて、感動しました。
    作風に好き嫌いあるかも。羅川さんのニューヨーク・ニューヨークが好きならおすすめかな?

  • 表題作の「LOVE SONG」、泣けた~。刀根くんはその後、女性として生きてるんだろうか。いつも思う。男のままでも十分に美しいのに、何故、男のままでいられないんだろうか。性同一性障害を理解するのは難しい。

  • 切なくて、切なくて
    思わず涙がこぼれる短編集

    それと同時に
    ジュリーの「ダーリング」が
    聞きたくなる作品集です。

    一風変わった漫画だけど
    心に残る漫画でした

    とてもおもしろい

  • これもびーえる…
    どうしちゃたんだろう、あたし。

    お父さんが亡くなってお母さんだけが住む実家に、ゲイのカップルが住む話が一番好きです。

    孫(娘の子)には「栃木のおばーちゃん」と地名つきで呼ばれ、お父さんは亡くなってしまって、息子はゲイ。
    最後に残ったお母さんは「あたしが作りたかったのはこんな家庭じゃないわ」と。
    そこに彼氏つきだけど息子が帰ってきて、すれ違いとかありながらも三人で心通わせて行くお話です。

    その中で、お母さんに聞こえるよ、と言う彼氏に対して言う一言がいい。
    「一緒に暮らすってそういうことでしょ?それとも一緒に暮らしたら、一生セックスしないっていうの?」
    一緒に暮らすってそういうことなのか。

  • いやあもう泣いた泣いた。嗚咽もらしながら泣きましたよ。もう芸術作品でいいよ、これ(爆)一冊の本としてもハッピーだったり切なかったり、バランスの取れたいい本だと思います。

  • 泣きます。

  • 購入日:2007/01/15 7点

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